こんにちは。
大阪南船場の早起き税理士・公認会計士(船戸明)の
「本業ブログ」にようこそ。
昨日の日本経済新聞に、
宿泊税導入を巡り、福岡県と福岡市がもめている、という記事がありました。
いや、「もめている」とは書いていませんでしたが、
端的に言えば、もめている状況のようです。
「検討は県が先だった。2016年10月に成立した県観光振興条例に「新たな税制を含めた財源の検討」との文言を盛り込み、18年7月に有識者会議を初開催した。これに市議らが反応。3月ごろから有識者への聞き取りや先行自治体の視察を進めた。9月議会で財源として「宿泊税を課する」と明示した市観光振興条例がスピード可決した」。
いいオトナが、何やってんだか。
県の行動が遅いのはその通りで、市の行動が迅速だったのかもしれません。
でも、どっちも「宿泊税」という一種のブームに乗っただけでしょう。
そんな状況で新たな財源が出来たからといって、
観光振興のアイデアが出るようには、私には思えません。
観光というのは、光を観に来るんです。
地元が光っていないと、次にお客さんは来てくれない。
だから、まずは地元の人が自分たちの地元を大事にすることから始める。
そう語ったのは、JR九州の特急車両をデザインされた水戸岡鋭治さんです。
そして、駅を手がけるときには、
地元の人に駅や駅前を掃除してもらうことから始めると。
(“AERA”、2013年6月10日号)
まず、人ありき。
その観光の原点を、
まず、金ありき、で争っているオトナの皆さんにも、
少し考えてほしいところです。
福岡ですから、JR九州の特急に乗りながらだと、
より一層、思考が進むかもしれませんね。
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