芸人の桜塚やっくんが交通事故で亡くなられました。
ご冥福をお祈りします。

こうした気の毒な事故のニュースを見聞きするにつけ思うことがあります。

それは、日本の交通安全教育がなってなくて、交通ルールの運営がなってなくて、交通取り締まりがなってなくて、これらがもっと根本的なことから改善されない限り、交通事故はもうあんまり減らないだろうな・・ということです。

とにかく私としては上記のことをひっくるめて「交通行政」全般に対して言いたいことは山のようにあるのです。桜塚さんの例では、自損事故を起こして車外に出たところを、後続車にはねられたと、報道で知りました。

詳しい状況については知る由もないので、ごく一般的な話になりますが、今回の事故でひときわ強く思ったことは、ドライバーがもっと車間距離を取っていれば防げたのではないか、ということです。桜塚さんの事故でそうだったのかはわかりませんが、車間距離について考えてみたいと思います。

詳しく統計を調べたわけではなく、あくまで印象ですが、車間距離を十分に取っていれば回避されたかも知れない事故の割合というのはかなり高いのでは?と推測しています。それは、高速道路で事故渋滞を引き起こしているほとんどの事故がつまらない追突事故であることを思い起こせば同意いただけるでしょう。保険会社のデータではこんなものも出ています。

http://www.ms-ins.com/pdf/rm_car/jiko_data.pdf#search='%E4%BA%A4%E9%80%9A%E4%BA%8B%E6%95%85%E5%8E%9F%E5%9B%A0'

元F1レーサーの鈴木亜久里氏がインタビューに答えて「運転時に最も気をつけているのは車間距離」と発言されているのを何かで読んで、我が意を得たりという思いを強くした記憶があります。

考えても見てください。事故は他者(他車)との衝突によるとすれば、いかに自分を他車から離れたところに身を置くか、というのが事故防止上はとても重要な視点になると思います。もちろん、円滑な交通の実現という命題も同時に実現しなければならないので、車間距離を取るといっても限度はあります。

自動車教習所で使ういわゆる交通教則本には、適正な車間距離について、ものすごく難しく説明してあります。曰く「車の停止距離は空走距離と制動距離の和で・・・・」いったいだれがそんな難しいことを覚えているというのでしょうか?私自身そんな数値は覚えていません。それよりも簡単な覚え方としては全社との時間的な距離として2秒空ける、と覚えたほうがとても簡単です。この2秒ルールはどんな走行速度でも通用する考え方です。日本の教習所の方式だと、上記の算式で求めた停止距離を各速度ごとに覚えないといけない仕組みとなっています。皮肉なことに、警視庁のHPでは、安全な車間距離の取り方としてこの2秒ルールを紹介しています。それならば教習課程でも2秒ルールを徹底的に教え込むような形にすればよいのに、と思ってしまいます。

今、日本の自動車メーカーの間では、自動で車間を調節したり、急停止する技術の開発が盛んですが、そんなことに大金を使う前に、自動車免許の試験において、車間距離の重要性をわからせるような点数配分にするほうが、より安価で効果的では?と思っています。


他にも交通ルールや交通取り締まりについては言いたいほどが山ほどあって、とてもここでは書ききれませんが、今すぐにでも簡単にできる交通安全への私的取り組みとして、十分に車間距離確保というのを皆さんに提案したいと思います。


交通事故も、行政書士の仕事の分野の一つらしいですね。いわゆる示談書の作成とかですね。私自身は手掛けたことはありませんが、ご依頼があれば頑張りたいと思います。知り合いの交通事故専門の弁護士の力を借りながらということになるでしょうが。


なにはともあれ、まずは交通安全。お互い気をつけましょう!