東海道線と御殿場線の接続駅となる沼津駅を午前8時20分頃にスタートした僕は、狩野川に架かる「あゆみ橋」を渡って土手道を歩き、通称「沼津アルプス」と呼ばれている北部山域の北端に位置する標高193メートルの小高い山で、秋になると紅葉が山全体を彩る「香貫山」を目指していった沼津駅から1時間ほど歩くと、山頂の展望台に差し掛かり、今日は沼津市街地や駿河湾をはじめ、新幹線の走る姿や伊豆の山々を一望することができ、県内外から多くの登山客で賑わっていたのだそんな絶景に心が癒されたところで「香貫山」を下山し、狩野川に架かる「港大橋」を渡ると、「魚市場イーノ」や「沼津みなと新鮮館」など、ここの港で水揚げされた新鮮な魚介類を味わえる飲食店が軒を連ね、国内でも珍しい深海の魚を見ることができる「沼津港深海水族館」など、飲食店以外の施設も充実し、年間を通して多くの観光客が訪れている「沼津港」に差し掛かった今日はここ「沼津港」において、津波対策として建設された日本最大級の水門で、地上30メートルの高さを活かした展望施設がある「大型展望水門「びゅうお」」へ足を運び、僕はここの施設で見学していくことにした