最期の一瞬に向かってペンタジンと龍角散のど飴

 

正直すがすがしい。

 

明け方四時腰痛で目が覚めて

 

起きて

ペンタジンを二錠服用。

すでに製造中止されている ガンの末期における劇薬鎮痛剤である。

医者は絶対出さない劇薬が私の手元にあるのは

がんでなくなった私の友だちがどんな痛みにも効くと言って

亡くなる前に譲ってくれた薬。

 

いま痛みは治まっている。

 

ところが龍角散喉すっきりのあめをたべると

ものすごく苦さが口内に広がる。

咳を止める甘い雨になのにこの苦さは何だろう。

 

 

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 それにしても都会文明のなんという脆さ
小さな災害であっても何十万に影響を及ぼす。
岸田総理が習近平と電話会談 とか
キタの拉致問題とか話すけれど結果はまさに絵空事。
 
 
わたしも14日にはガン検査入院。
間違いなくガンだろう・
肺がんが肝臓 右腕上腕部に転移 肺には水もたまっているし
検査入院は脳に転移しているかどうかを検査そして
肺組織を抽出し腫瘍を確認する。
 
楽しかった人生だから悔いはない、
最期の一瞬を痛み苦しくなく遠い旅にでれれば文句なし。
 
そうした目で社会を地球を宇宙を 日々の人間暮らしをみれば
なんとシースルーに見えるのだろう。
 
アフガンのテロでなくっなった遺体に連れ添い涙する夫人
一人の愛すべき人の死がその夫人に及ぼす哀しみを思えば
テロで亡くなったこと コロナで亡くなった人を問わず
人の哀しみは永遠になくなることはない。
 
生を受けた瞬間からの運命の流れ。
 
もうあらゆる災害に抗する体力も精神もないゆえに
安らかな風に乗って 祖父母や昔の懐かしい知人たちに会いに行くのも
また楽しからずや。
 
 それにしても
それにしても さすが劇薬ペンタジンは効くが 
龍角散の飴の苦さはうまくない。