地下6400キロの旅 特別版 原題: Down To The Earth's Core

 

 

解説や地図を加えてグラフィックをリニューアルし、さらに見やすくなりました。
地底深くには、謎の生物や太古の森、貴重な鉱石など未知の世界が広がっている。地上から地球の中心部「コア」へと向かう時代を超えた壮大な旅。地球内部をCGで映像化し、足下に秘められた地下6400キロメートルの世界を、固い岩盤を突き抜けて探索する。サンアンドレアス断層内部で起こる地震や火山の爆発、地下洞窟に生息する不思議な生物、巨大結晶で埋め尽くされた洞窟。これはすべて、地球の内部に存在しているのだ。コアを目指しながら、歴史の中で積み重ねられてきた地層から地層へと歴史をたどっていく。どうして有史以前の森が今日の燃料になったのか、恐竜はどのように絶滅したのか、どうやって鐘乳石が形作られ、金(きん)ができてきたのだろうか。世界中のどの鉱山よりも、どのドリルよりも地下深く進むと、想像を超えた驚異の世界が広がっている。溶けた金属が渦を巻いてそびえ立ち、結晶化した固体鉄が森のように林立する。その先には地球上で最も奇妙で謎に満ちたコアが待っている。

地下6400キロの旅 特別版|番組紹介|ナショナル ジオグラフィック (TV) (natgeotv.jp)

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地下6400キロの旅 - YouTube

地球の中心"コア"への旅

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地底旅行-1- (ehime-u.ac.jp)

地球の奥深く、地下3千キロに未知の層 九大教授ら発見

asahi.com(朝日新聞社):地球の奥深く、地下3千キロに未知の層 九大教授ら発見 - 環境

地球内部の深さ約3千キロの部分に、周囲とは組成が異なる厚さ約300キロの未知の層があることを、金島聡九州大教授(固体地球物理)らが発見した。約46億年前に生まれた地球がどうやって今の姿になったか解明する手がかりになるという。9日付の英科学誌ネイチャーに発表する。

 地球の半径は約6400キロ。その内部はおおむね、岩石でできたマントル、高温で溶けた鉄を主成分とする外核、固体の鉄からなる内核の三層構造になっている。金島教授らはより詳しい構造を知ろうと、地球深部を伝わる地震波のデータを独自の手法で解析。マントルに接する外核のふちの部分に、地震波の伝わる速度が0.4%ほど遅くなる層があることを突き止めた。鉄のかわりに硫黄や酸素などの軽い元素を約5%含むと推定されるという。

 解析には、2005年にアルゼンチンの地下約600キロで起きた地震の波をとらえた日本各地約130点の観測データなどを利用した。金島教授は「外核の最上部に軽い成分が集まっているとの説は数十年前からあったが、近年発達した地震観測網のおかげで初めてきちんと裏付けられた。地球の成り立ちや地磁気のしくみに迫るための重要な一歩になる」と話した。(安田朋起