北西騎馬警官隊 ゲイリークーパー
「征服されざる人々」「サムソンとデリラ」のセシル・B・デミルが製作及び監督した1945年度の色彩スペクタクルで、オリジナル脚本は「拳銃王」のアラン・ルメイ、「征服されざる人々」のジェシ・ラスキー・ジュニアがC・ガードナー・サリヴァンと協力した。撮影は「姫君と海賊」のヴィクター・ミルナー、音楽はヴィクター・ヤングの担当である。主演は「ダラス」のゲイリー・クーパー、「ゼンダ城の虜(1937)」のマデリーン・キャロル、「征服されざる人々」のポーレット・ゴダード。以下「高原の白馬」のプレストン・フォスター、「タルサ」のロバート・プレストン、「オペラ・ハット」のジョージ・バンクロフト、「イヴの総て」の舞台俳優ウォルター・ハムデンらが助演、ロバート・ライアンが端役である
1885年のカナダ北西部。ルイス・リールの率いる混血族メチスは反英闘争の気配をみせ、15年前の反乱失敗後逃亡しているデュロックと合同して騎馬警官隊を一掃しようとした。ジム・ブレット軍曹(プレストン・フォスター)の率いる警官隊の砦に、メチス側の武器密輸者ジャック・コルボー(ジョージ・バンクロフト)を追って、テキサスから警備隊員のダスティ・リヴァース(ゲイリー・クーパー)がやって来た。警官隊はダック湖畔に貯蔵されている弾薬を守るため部隊を移動させることになったが早くも感知したメチスはそれを待ち伏せした。急を知った警官隊看護婦はエイプリル(マデリーン・キャロル)は警官隊好きのメチス娘ルヴェット(ポーレット・ゴタード)に本隊へ通知するよう頼んだが、彼女はエイプリルの兄で愛人の隊員ロニイ(ロバート・プレストン)ひとりをさらって逃げてしまった。このため警官隊は大損害を受けたが、リヴァースの働きで立直り、やがて増援軍が到着して、コルボウを倒し、原住民の蜂紀を防いだ。脱走の罪に問われたロニーはリヴァースの弁護で救われた。リヴァースはエイプリルを想っていたのであったがジムと相愛であることを知ると、ひとりカナダを去った。...
おそらく現代の人ではこの映画を見たいと思う人は またこの映画を知る人も
ゲイリークーパーを知る人もいないだろうな。
CG映画 多彩で近代的な映画がはやりの昨今
この映画は76年前 1940年だから 太平洋戦争の製作された。
子供のころから ゲイリークーパーの名前は西部劇の代名詞のように聞いていた。
けれど西部劇だけではなかったが 子供のころにはまだそこまでは知らなかった。
俳優はなくなっても 往時の姿で上映され
いつまでもその映像は人の眼の中に残る。
ゲイリークーパー その人の人生もまた多彩であった。