梅雨明けの朝の事
夜遅くまでビッグ・リボウスキを観た事により(コーエン兄弟はやはり天才だ)、熱帯夜にたたき起こされる事もなく
携帯のアラームにより世間に一歩遅れ目が覚めた
アラームの鳴り止んだ携帯にはメールが何件か入っていた
この方法で起きるというのは
起きて一番最初にする事は『メールをチェックする事だ』と思うと
2010年という現実を感じて
何だか気が滅入る
喉が渇いたので重たい体を起こし冷蔵庫を開けた
我が家には1リッターのペットボトルに詰められた麦茶が大体2、3本ストックされているが
今日もそれが丁寧に3本並んで冷やされていた
その内の一本を取り出してキャップを空けそのまま口の中に突っ込んだ
期待していた程の爽快感は得られなかったが
眠気覚ましには充分なものだった
ついでに今日の分の缶ビールが冷やされていることをしっかり確認して
私はキャップをキツめに回しペットボトルを元々あった場所ではなく
別の場所に入れて冷蔵庫を締めた
『私は朝起きて麦茶を飲んだ』
それだけでもこれだけあるなら
結構足りている気がする
私は贅沢であります
牛乳は瓶で飲みたい
後程