早くも音触
本日はお気に入り
John Frusciante氏について。
色々な所で好きって言ってますが、再度お話したいと思います。
名前だけ聞くと
「who……?苦笑」
ってなる方もいらっしゃるかも知れませんが、
かの有名なレッドホットチリペッパーズの
ギターを担当している方ですね。Mars voltaにも参加したりしてます。
彼は途中から加入し、そしてまた脱退して、
カリフォルニケイションというアルバムから復活しました。(確か)
彼はレッチリだけでなくソロでも活動していて、
何気に10枚くらいアルバムを出しています。
1年間に6作品だした時期もありました。(確か…)
レッチリのファンクな感じはほとんどなく、
作品によって内容も全然違って、
Fugazi(バンドです。今度紹介します)と一緒にやったり、ジャケットをヴィンセント・ギャロが手掛けていたり、なかなか面白いです。
その中でも衝撃的な一枚が、
1stアルバムの
「Niandra Lades and Usualy just A T-shirts」
です。
(写真一番右)
レッチリとして「Blood sex~」をリリースした後脱退して(確か……)、その後に出したアルバムです。
全部で25曲。
Niandra Ladesという作品と
Usualy just A T-shirts
という作品を合わせて一枚にしたようです。
後者はすべての曲にタイトルがついてません。ギタープレイが始まったと思ったら
いきなり違う曲を弾き出して歌っているのとかあって、デモテープみたいです。
1stと2ndは
当時ドラッグ中毒だった彼が、
ドラッグ買うお金欲しさに作ったと一部では言われています。マジかよ。
でもそう言われるだけの内容で、
一曲目は苦しそうなジョンの声のカウントから始まり、
音は宅録でヒドく雑音混じりの音だし、所々歌ではなくジョンの叫び声のようなものも入ってます。
そんななんで、
当時の音楽雑誌ではメタメタに叩かれたようです。
んが、
ギタープレイがやっぱりすごくて、乾いたアコギの音は本当にキレイだし、
ものすごくメロディセンスもあります。いや本当に。
最初の3曲でもうやられちゃいます。
ギターの音が好きで、暗い重たい曲がお好みのあなたと私にぴったりな一枚かと。
ただちょっとインパクトの強い作品なので、
落ち込みやすい方や重たい曲が苦手な方は聴かないでください(笑)
そんな方には
「Curtains」か「The will to death」とかだと比較的聴きやすいので、こちらをおすすめします。
両者とも彼がドラッグから脱却し、レッチリに再度加入した後の作品です。
14日に新作もリリースされるようなので、
こちらも重ねてチェックしてみてください。