皆さん、こんにちは。
いよいよお盆に入り、各高速道路もかなり混雑しているようですね。
お車の方は、時間に余裕をもって、どうぞ安全運転でおでかけください。
さて、そんな中、連日賑わいを見せる鬼怒川温泉駅前。
電車が到着するたびに大勢の方が駅舎から出てくる様子は、笑顔と活気に溢れています。
その駅前にこの夏オープンしたあさや直営の『おみやげ処 すみ屋』。
今日ご紹介するのは、そのすみ屋の入口に使われている「蔵戸」です。
蔵戸とはその名のとおり蔵に使われていた戸扉のこと。
頑丈でどことなく品格を感じさせるこの戸板は欅で作られたものです。
欅という木は、昔から「大工泣かせの木材」と言われていたようで、伐採から何年間も寝かせなければ使う事の出来ない、非常に高価な木材とのことです。
「古民家」をイメージしてリニューアルしたすみ屋では、往時の銘木から作られたこの蔵戸を、何と自動ドアの扉として使用しております。
駅から見て正面と側面の2か所の自動ドアにそれぞれ異なる蔵戸を使用し、その重厚で温かみのある店舗の風情を演出しています。
通常の自動ドアに比べてかなり重量のある蔵戸を使用することは、技術的にも相当な苦労があったようですが、それでも訪れる皆様には古き良き日本の伝統文化を感じていただけるアイテムになっているようです。
すみ屋にお越しの際は、この蔵戸の自動ドアをぜひチェックいただきたいと思います。
何となく見逃してしまうところにも「へぇ~」や「ほ~」と思えるものが隠れている『すみ屋』。
ぜひ、ご注目を…
by Boss