いよいよアルゼンチン戦、
ザッケローニ日本代表監督の初陣です。
相手がアルゼンチンだから、あるいはメッシが来るから、
見たいという人もいるかもしれませんが、どちらかというと
ザッケローニ監督がきてから(少したちましたが)初の
試合というところが興味深いですね。
勿論、監督が来てすぐに思い描くようなプレーができるとは
思いませんし、まだ次のワールドカップまで4年もある中での
親善試合でお互いそんなに熱いプレーがあるとも思えません。
まあ今回は結果がどうこうではなく、ザッケローニ監督が
短い時間の中で重要なポイントを選手に伝え、そのイメージ
がどれだけ試合の中で見られるか、にかかっていると思います。
今後の日本代表のサッカーの方向性が垣間見られるというか。
そのほか、代表に新たに招集された選手をみてみたい、
というのはありますけどね。
ザッケローニ監督についてそこまで詳しくはないのですが、
よく言われる言葉として、「攻撃的」というワードがあります。
10年以上前にセリエAのウディネーゼを率いて弱小クラブ
ながら3位という大躍進を果たした時の攻撃的布陣を指して
そういうプレースタイルだと認識されているわけです。
でも、本人も言ってますが、
別に攻撃的、というわけではないのが本当のところだと思います。
むしろ、個人の性格や雰囲気にも出ているように、非常に温和で
バランスがとれた人でありサッカー、というのが適切ではないか
と思います。
ウディネーゼ時代のサッカーでいうと、鋭いカウンターから
一発中央の大型フォワード・ビアホフの武器=ヘッドに合わせる
というスタイルがものすごく特徴的でした。
でもそれは、ビアホフがいたから、もしくは、弱小クラブが勝つ
ためにはビアホフのような選手とそれに合わせたサッカーが
必要だったから、と考える方が恐らく適切です。
もちろん、そこに至るまでには中盤に渋くて良い選手がいた、
という理由もあります。
つまりは、特別知名度のある優れた一級の選手ばかりでなく
とも、すばらしいセンスや特徴を持った選手がいて、それが
うまく噛み合うような組み合わせや使い方ができるかどうか、
そして結果として勝つことができるサッカーをできるかどうか、
ということなのだと思います。
それはちょうど今年のワールドカップで日本が躍進できたように、
うまいだけでなくてチームに合う選手、合う配置、それも含めた
全体感をうまく調整できるかどうかにかかっているわけで、
才能や状態を見極めたり流れをイメージしたりということが
ちゃんとできていた、ということなのだと。
どこまでいってもプレーをするのは選手なわけだし、
うまくいくように全体を整えるのが監督の仕事なのだと思います。
ザッケローニは別に攻撃的サッカーを信条としているわけでは
なく、うまく選手の特徴を見極め、活かし、全体をコーディネート
することが、(たまたまというのはちょっと失礼かもしれませんが、)
ウディネーゼでは見事にハマった、ということが言えるのでは
ないでしょうか。
まあ逆にいえばそれがうまくいかなかったというのも加わって
ミランで一度優勝した以降は目立った成績を残せてないんです
けどね。。
結局は、いい選手や自分のイメージに合う選手をみつけて、
それをうまく配置し、ポイントを指導して結果を導くことが大切
であって、システムなんていうのはちょうどハマる選手がいなけ
ればむしろ邪魔になるものなんですよね。
まあそこまでいって、それでも3-4-3くらいの大胆な攻撃的
サッカーが、それも日本代表でみられたら、おもしろいんだろう
なぁと、一人ワクワクしてしまうわけでした。
ほんとはシステム論にこだわってるのではなくて、
攻撃的な姿勢で魅力的なサッカーを見せてほしいな、という
単なるファン心理でした。
夜遅いこともあって、なんだかまとまらない文章ですが
この辺で。。。。