このところ、連日スマートフォンに関するニュースがでています。


加えて、iPadに代表されるようなスレート端末や、スマートブック、

はたまたネットブックというものもあり、次々と新機種が出るなど

この手の情報端末は話題に事欠きません。


また一方で元々あるノートPCも薄型化・高性能化が進み、

一長一短でもはやどれを持って何をしたら良いのか、

かなり分かりにくい状況になっています。


基本的に、それらの端末は目的に沿うように操作性や形状、性能

を絞っているわけで、でもそれだけに使いようによっては便利だけど

違う場面では一転、不便になってしまうわけです。


持って(使いこなして)ないと時代遅れ感まで漂ってしまうのに、

でもせっかく情報端末を持つのに使い勝手が悪かったら嫌ですし、

いくつも持ち歩くとなると重くなるし管理も面倒になるし、果たして

一体どれを選べば、効率よく使いこなせるのか、迷いませんか?


ということで、各端末の特徴を自分なりに整理してみたいと思います。


【スマートフォン】

まずスマートフォンは、そもそも携帯電話としての機能も持つので、

これはもはや外すことのできない、最小にして最大携帯端末です。

ドコモがiモード用でもアプリ開発を促進できるようにするようですが、

いわゆる「携帯電話」の枠組みにおいて使う上では、機能は限定的

です(その方が良い、という方も高齢の方などでいるかもですが)。


【スレート型端末】

で、その拡大版として、WEB閲覧や動画、読書など諸々閲覧性が

向上しているのがスレート端末。

これは持ち運びもGOODで、スマートフォンでの不満を解消できる

端末としての意味はあるでしょう。

でも、他の端末にあるようなキーボードでの操作性が悪く、また

ノートPC程の生産性(何かをつくる、作業する、という意味で)もない。

マウスも無いので、本当に簡単なもの以外は結局修正もしづらい

でしょう。

キーボードでの操作性を強く求めなければ、ネットブックでなく

こちらで充分な気がします。外付けキーボードという手もありますし。


【スマートブック】

スマートブックはスマートフォンよりもやや大きく、かつネットブック

との間位の大きさで、一応キーボード操作ができてかつ画面も少し

大きいので、スマートフォンの不便を解消したものと言えるでしょう。

メーカーによってはスマートフォンの中に含まれている場合もあり、

大き目のスマートフォンという捉え方の機種もあります。

これは、、、正直中途半端な印象で、確かにスマートフォンの不便

は気持ち改善していますが、あくまでそことの比較論のレベルであり、

「スマートフォンとして」使えない機種であれば、他と比較したら結局

使いづらいということになると思います。

つまり、スマートフォンであるかないか。

スマートフォンとして使えるのであれば、キーボードが欲しい人には

最適でしょう。でも、スマートフォンとして使えない、つまり通信機能が

無線LANに限られるのであれば、使用機会はWiFi環境下のみとなり、

その場合はもう「小さいことによる機動性」は失われることになるので、

それほど利便性はなくなります。


【ネットブック】

ネットブックは、ノートPCよりも小さくて、作業などの使用領域を

削りWEBサイトの閲覧程度の機能に特化したもので、持ち運びは

1kg程度でかなり便利になったものです。

いわゆるノートPCではやはり持ち歩きにはそれなりの重さがあるため

結局何だかんだと敬遠しがちですが、これなら気軽に持てそうです。

出先でファイル閲覧やメール、サイトチェック、というような用途で

使う程度であれば、キーボード有る無しの希望によってはスレート

端末よりこちらが良いこともあるでしょう。

ただし、ディスプレイを開かなければならないので、同じWiFi環境下

であってもスレート型より使いづらいのは避けられません。

一方、一応PCとして使えますが、画面もキーボードも小さく、office

ソフト等の作業もインストールすればできますが、結局は不便。

つまり、結局ノートPCの代わりにはならないのでその部分は諦める

必要があり、そこを踏まえると、キーボードの有る無しでスレート型

と同程度、もしくはディスプレイを開く手間や使い勝手を考えると

それ以下なのかもしれません。

スレート型端末に外付けキーボードを併せて持ったら、正直不要に

なってしまうのではないでしょうか。


【ノートPC】

ノートPCは、外出先での作業やメールチェック、WEB閲覧等まで

全般的に対応できますが、比較すると、やはり、大きくて重い。

持ち運びは勿論可能といえど、他の荷物の量やカバンの大きさ等

総合的に考えると、いまいち持ち運びに積極的にはなれない部分

が多いのが実情です。

起動に時間がかかるのも難点で、スレート型端末には遠く及ばず。

でもpanasonicなど(高いですが)軽量化も非常に進んでいたり、

MacAirなど超薄の機種もありますので、量販店の店頭に並んでいる

ような比較的大き目の高性能で値下げ幅の大きいものでなければ

持ち運びにもそれほどの差はもうないかもしれません。

結局のところ、移動中の操作はスマートフォンで大方対応できて

しまい、添付ファイルやら資料作成等の作業はノートPCが必要に

なる。となると、わざわざカバンから取り出さなければならない

スレート型端末は、意外に盲点になりがちで、いまいち使いどころ

(使えるシーン)がわからない、という話もききます。

あくまで個人がビジネスやプライベートで使う点での話ですが。



だいぶ長くなってしまいましたが、色々考えてみた結果、以下の

ような使用目的別の視点で整理をしてみました。


1.出先で資料作成や修正など色々な作業がやはり・・・

したい→重くても大きくても迷わずノートPC。結局はこれが便利。

そこまでしなくても良い→スレート型orネットブックorスマートブック

※スマートブックは、電話回線での通信機能が無いものの場合


2.使用シーンは・・・

立ったままが良い(開くのが楽)→スレート型端末orスマートブック

座って落ち着いた状態が良い→ネットブックorスレート型端末

※東芝のdynabookAZのような大型はネットブックとして考える


3.立ったまま長文を打つ必要が・・・

ある→スマートブック

ない→スレート型端末


4.座って落ち着いた状態でキーボードを楽に・・・

使いたい→ネットブックで良い

使う必要まではない→スレート型端末


このような視点でどうでしょうか?

おそらく出先で作業をしたいかどうかで大きく分かれますね。


あくまで出先なので、帰ってから対応するので良いのかどうか。

例えば長期出張などであればノートPCにしないと不便ですし、

日帰り出張程度であればそこまでノートを持ち運ぶ必要はない。


あとは、WiFi環境下は共通ですが、立ったままでも開いて使い易い

スレートか、そのような状況ではスマートフォンを使用し一息ついて

ネットブックで対応するか。


もう一つのポイントは、やはりスマートフォンの使い勝手ですね。

メールも見れるしWEBも見れる。

通信環境も充実しているので、実はこれがあれば意外に結構

対応できてしまうものです。


まずスマートフォンを持つことが先決で、それを補完する視点と

自分の行動パターンを重視して効率の良い情報端末を

(複数持たなくて良いよう)どれにするかを選ぶ、というのが最も

IT機器をうまく使いこなすための判断基準ではないでしょうか。