「報告」第6回セカンドチャンス!広島交流会 | 夢は、世界中の再非行を減らし、笑顔を増やすこと

夢は、世界中の再非行を減らし、笑顔を増やすこと

僕は、情けないことですが、再非行を増やし、笑顔を減らしてきた、元非行少年
今の夢は、世界中の再非行を減らし、笑顔を増やすこと
自分と未来は変えられる
でも、一人では変えられない

セカンドチャンス!広島交流会 報告書


1 名称及び主催団体
第6回セカンドチャンス!広島交流会

2 企画者
高坂 朝人
  
3 報告者
永吉 美香 

4 開催日時
日時 平成25年7月14日(日)16時~20時
16時~18時:講演会
セカンドチャンス!の紹介と、当事者2人のライフストーリー(高坂、西見)
18時~20時:交流会&食事会
※セカンドチャンス!広島と、食べて語ろう会のコラボ企画

5 会場
広島市の公民館
講演会:会議室
食事会と交流会:調理実習室

6 参加者
(1) 当事者7名  
10代、20代、30代の少年院出院者
(2)非当事者・サポーター 約100名
試験観察中、鑑別所経験・保護観察中、刑務所出所者、法務教官、刑務官、臨床心理士、保護観察官、更生保護委員会、元家裁調査官、作業療法士、保護司、更生保護女性会、BBS、子どもシェルターピピオ、大学生、研究者、弁護士、小学校校長、児童自立支援施設施設長、非行と向き合う親たちの会など、様々な立場の方が参加

7 活動内容
(1)活動の流れ
16時~18時
・講演会
セカンドチャンス!の紹介
西見さん・体験談
高坂・体験談
18時~20時
参加者全員で食事会(『食べて語ろう会』サポーターが約約4時間かけて、手作りごはんを用意してくださった)

当事者・10代の少年の約10人で輪になってミーティング
言いっぱなし・聞きっぱなしで、自己紹介&一言(今の感情)
俺の5年後というテーマで、言いっぱなし・聞きっぱなし
今、最高に楽しいことというテーマで、フリートーク
最後に一言ずつ

8 感想(今後への参考事項も含む)
今回は、広島で長く活動されている、『食べて語ろう会』とのコラボ企画で、当事者、サポーター、大学生ボランティア、矯正関係の各機関の人々、地域住民、マスコミ含め、100人以上が参加の会となりました。食事の時などは本当に賑やかで、ちょっとしたお祭り状態でした。

よかったと思うこと
1 若い参加者が多かったこと
広島交流会や、広島合宿に参加してくれていた、Oくんが今回も友達や彼女を連れて参加してくれたこともすごく嬉しかったし、『食べて語ろう会』にいつも来ている若者たちと出会えたことも、とても良かったと思いました。

2 当事者ミーティング
最後の当事者&10代若者だけでのミーティングが良い雰囲気だったと思います。私はサポーターなのでミーティングの輪には入ってないのですが、はじめは、戸惑いや警戒の表情を見せていた若者たちも、少しずつ話しをして、最後にはみんなすっかり笑顔になっていました。とくに、セカンドチャンス!の先輩方の体験談には、みんな真剣に耳を傾けておられたように思います。次回の11月の広島交流会は、皆で広島県呉市に、イカ釣りに行くことが決まりました。

3 多くの人が集まったこと
広島の多くの人々に、セカンドチャンス!を知っていただくには良い機会だったのではないと思います。セカンドチャンス!を必要としている、一人でも多くの少年院出院者に、存在を知らせることにつながるかもしれないことを祈りたい。またサポーターや関係機関の人がお互い素顔で出会える場は意外と少ないので、そういう意味でも貴重な繋がりになったと思います。

■今後の広島交流会のお知らせ
第7回セカンドチャンス!広島交流会(イカ釣り)
日時 平成25年11月17日(日)午前中に駅に集合
場所 広島県呉市の海
イカ釣りを終えたあと、参加できるメンバーは、公民館に移動して、食べて語ろう会にてみんなで夕食を食べる!

■会計報告
今回は、食べて語ろう会の方々が、中央公民館の予約、料理の用意など全てセッティングしてくださった。
用意に発生した金銭も全て、食べて語ろう会の方々が、援助してくださったため、参加者の参加費は全員無料だった。