リペイントは
いいぞ。





プリキュアのキューティーフィギュアのリペイントをしてみたい!


でも塗料とか道具とか高そうだし、どうやるのかもよくわからん……。




やってみたいなと薄々思ってはいるけど、やや手を出しづらいイメージのあるフィギュアのリペイントですが……。




絵筆は100均と200円弱の筆!!


絵の具は中学とかでも使うアクリルガッシュ!!!


はみ出しまくっても色数増えるだけでなんかめちゃくちゃ可愛く見える!!!!!




そう、安い絵筆と100均のアクリル絵の具さえあればできます。

他にももちろんあった方が便利な道具はありますが、それらもほぼ全部100均で揃います。


意外と安く済み、雑にやっても意外と気にならない。なのに可愛さはグンとアップする



挑戦してみたいという方の参考になれば幸いです!





※リペイント歴一ヶ月そこらの初心者による、備忘録的な記事です。あらかじめご容赦ください。
何か間違ってたら本当すみません。






道具について



リペイントの作業工程は、分解洗浄乾燥リペイントトップコート乾燥→組み立て&接着です。

一見手間が多いように見えますが、1〜2体であれば半日もあれば終わります。


そんな様々な工程に使う道具は探せばいくらでもあるのですが、私自身節約中の身ですので、極力コストを抑えつつ、それでいて必須のものや、あると便利な道具を紹介していきます。




必須の道具


①アクリルガッシュ


フィギュアを塗るための塗料です。

新品だと、筆/パレット/絵の具/ケース全部セットでAmazonにて2400円で売っています。
他にも、絵の具の残量などにもよりますが、中古だとフリマアプリで1000円〜2000円ほどで売っているので、フリマに抵抗がない方は一度覗いてみてください。
もちろん、学校で使っていたものなどがあればそれでOKです!

また、アクリル絵の具はダイソーなど100均にて一色110円で売られています。
わざわざ全色セットを買わなくても、必要な色だけ買うと費用を抑えられます。

金色や銀色の絵の具なんかも売られています(110円)。

今回リペイントするフィギュアに、このメタリックゴールド絵の具を実際に塗ってみます。




②絵筆
フィギュアに絵の具を塗るための道具です。

ダイソーやseriaなどに110円で売っていますが、細かい箇所をなる際はやや苦戦する太さです。
ヨドバシオンラインにて、タミヤの極細面相筆が税込268円で売っていますので、こちらを買うことを強くおすすめします。送料無料です。

左 : seriaのナイロン細筆(一本110円)

右 : タミヤの極細面相筆(一本268円)


タミヤの極細面相筆と、色を混ぜる用の筆、パレットを洗う用の大きい筆の計3本があればだいたいなんとかなります。



③トップコート

リペイント後、塗った絵の具が乾燥してひび割れたり剥がれたりしないよう、表面を保護するためのものです。


吹き付けるスプレータイプのものと、筆で塗る液体タイプのものがあります。どちらもダイソーにて110円で売っています。

「ツヤ出しタイプ」と「ツヤ消しタイプ」が売っていますが、フィギュアに使う場合は基本的にツヤ消しを使います
乾燥するとテカって悪目立ちしてしまう絵の具のツヤを抑えてくれます。

今回のリペイント作業では、筆塗りタイプのツヤ消しトップコートを使います。




①筆洗


絵筆を洗うための水を入れておくためのものです。

2リットルペットボトルの下部をカッターで切ると筆洗として使えます。水が入る容器であればなんでも構いません。

絵の具がべったりついた筆を洗う筆洗、それで落ちなかった絵の具をさらに落とす筆洗、絵の具に混ぜる綺麗な水を入れておくための筆洗の3つがあれば十分です。



②パレット

絵の具を混ぜる際に使います。

大抵は絵の具セットを買うと付属していますが、持っていない場合は100均にてパレット単品で110円で売っています。


③歯ブラシ

フィギュアを洗浄する際に使います。


④中性洗剤

フィギュアを洗浄する際に使います。

食器用洗剤が大抵中性洗剤です。
JOYなど、たまにアルカリ性の洗剤もありますが、水で薄めて使えばこれでも大丈夫です。
ですが、ハンドソープなどの酸性のものは絶対に使用しないでください。フィギュアの塗装が剥がれる原因になります。

食器用洗剤も、100均に110〜220円で売っています。



⑤接着剤

リペイント完了後、分解したパーツをくっつけるのに使います。


ダイソーの「ハケ付き瞬間接着剤(110円)」が塗りやすくておすすめです。使用後もフタを閉めればしばらく保存できます。




①塗装クリップ


フィギュアのパーツを挟むための道具です。


パーツをクリップ部分に挟み、棒の部分を持って作業をすることで、絵の具に触れてしまうといった凡ミスが少なくなります。

また、棒を持ってくるくる回すことでどの角度からでも塗れて便利ですし、後述の塗装ベースに挿して立てておくことで乾燥もしやすくなります。


ちなみに、クリップには基本的にフィギュアのパーツ接合部にある「ダボ」という出っ張っている部分を挟んで使います。



クリップ部分がワニ口状になっているので、挟んだ箇所に傷がつく場合があります。フィギュアのパーツを組み立てた際に見えなくなる部分を挟みましょう。



塗装クリップは、Amazonにて100本セット880円50本セット690円で売っています(合計3500円未満の場合はプラス送料がかかります)。

フリマアプリだと10本300〜400円くらいでよく見かけます。


100均では手に入らないものですが、あると便利です。キューティーフィギュアに使う場合は、1体あたり15本程度あればそうそう困らないかと思います。




②塗装ベース


塗装クリップを挿しておくための土台です。


段ボール側面の穴に塗装クリップを挿して使います。塗装クリップの太さによっては、段ボールの穴が小さいと挿せない場合があるのでご注意ください。


段ボールを同じ大きさにカットし、それらを重ねて接着剤やボンドでくっつけることで作れます。

自作が面倒な方は、100均の猫用爪研ぎ(110円)で代用可能です。




③アクリル溶剤


はみ出した際などに、絵の具を落とすために使います。


アクリル絵の具は水で落とせなくもないですが、変に広げてしまって跡が残る場合があります。アクリル溶剤があったほうが綺麗に落ちるので、塗る際のプレッシャーが減っておすすめです。


ヨドバシオンラインで税込644円で売っています。送料無料です。


※アクリル絵の具を使うためアクリル溶剤で落とせますが、他の絵の具や塗料を使う場合は必要な溶剤の種類も変わります




④カッター
分解しづらいパーツを切り離す際に使います。



⑤ピンセット
フィギュアの分解時に使います。
細かいパーツは手だけだと取りづらいので、あると非常に便利です。

100均のもので構いませんが、先が細すぎるものだとパーツを外す際にピンセットの方が負けて折れ曲がる場合があります。
できるだけ丈夫なものを選ぶことをおすすめします。

↑私が愛用しているピンセット。恐らく100均製。

先細タイプは簡単に曲がるのでおすすめしません。




⑥塗装用マスキングテープ


絵の具を付けたくない箇所に貼ります。


100均のもので大丈夫ですが、安物は粘着力が強めです。テーブルなどに付けて剥がしてを何度か繰り返し、粘着力を多少落としてからフィギュアに貼った方が良いです。



ダイソーの「もちっとのび〜るねんど(110円)」もマステ代わりに使えます。

紙粘土なのでフィギュアに付けてもベタつかず、綺麗に剥がせます。


マステだと貼った際に隙間ができてしまいがちですが、粘土だと目当ての形に成形しやすく、隙間なくベッタリ貼れるのでこちらもおすすめです。





⑦綿棒
後述のアイシャドウを付ける際に使います。




①ピンクのアイシャドウ


綿棒を使ってフィギュアの頬に付けることで、チークのようにできます。


キャラクターの頬の色や好みにもよりますが、個人的にダイソーの「UG パウダーアイシャドウ 03 マゼンタピンク(110円)」が程よいピンクでおすすめです。




②ネイル用オーロラパウダー
液体タイプのトップコートに混ぜて塗ることで、パール風塗装ができます。キラッとさせたい箇所に塗ります。


↑赤丸の範囲(緑のヒラヒラ)にオーロラパウダーを使っています


seriaの「オーロラパウダー(110円)」のホワイト入りがおすすめです。ネイル用品売り場に置いています。
見た目が似ている商品がたくさんありますが、右上に「光の反射でパールが輝く」と書いているものです。
袋の写真撮り忘れたまま捨ててしまいました……申し訳ない……。



以上、計17点。

長々と書いていますが、結論「必須の道具」3点と「身近なもので代用可能な道具」5点の計8点があれば、正直他はなくても構いません。あったら便利、くらいに思ってください。
8点の総額は約500〜1000円程度+アクリルガッシュ(約1000〜2400円)です。

その他、作業机を汚さないために新聞紙などを敷いてリペイントすることをおすすめします。
そのまま新聞紙に色の試し塗りもできるので、結構便利です。





今回紹介するのは、アクリルガッシュで筆塗りをするというリペイント方法です。

費用もあまりかからず比較的簡単にできる筆塗りですが、一方でグラデーションをかけるのは難しいです。グラデーションをかけたい場合は「エアブラシ」とエアブラシ用の「コンプレッサー」が必要になります。

今回はグラデーションが必要ないフィギュアですので詳細は省きます。一応そういうのがあるよとだけ。


それでは、さっそく筆塗りのリペイント作業について紹介していきます。



①事前準備

事前に、公式のデザイン画やアニメのカット絵など資料を集めます。

今回リペイントするフィギュア : キュアフィナーレ


その後、どこに塗るか、どことどこの色が同じ系統の色かなどをメモしておくと絵の具を無駄なく使えますし、効率も上がって時短になります。塗り忘れの防止としても有効です。




②分解

※写真を撮り忘れていたので、他のキューティーフィギュアの写真で一部代用しています。

リペイント作業をやりやすくするために、フィギュアをパーツ毎に分解します。
個人的に一番苦手な作業です。

というのも、物によってはなかなか外れないし、フィギュアの形によっては外しにくいし、細かいパーツは飛んでいくし……。
ピンセットはなくても良いと言いましたが、分解作業を少しやってみて「あ、これ苦手だな」と思ったら買った方がいいです。指だけでは限度があります。


まず、分解しやすくするためにフィギュアを温めます。こうすることによってフィギュア自体が柔らかくなり、パーツを外しやすくなります。




耐熱皿に45〜60度程度のお湯を入れ、フィギュアを突っ込みます。全身浸けて大丈夫です。
あまりに高温すぎると著しく変形してしまう場合があるのでご注意ください。

温まると腕や足などが柔らかくなりますので、ティッシュで軽く水気を拭き取って分解作業に移ります。温度にもよりますがすぐ温まるので、数十秒も浸ければ十分です。


さて、分解できるパーツですが、大抵は前髪後ろ髪その他小物で外れるようになっています。

説明が難しいのですが、キューティーフィギュアの頭と足は接着が特に強固な印象ですので、外す際は根本(接合部分)を掴んで、アナログスティックを倒すように4方向に少し力を加えるのを繰り返すとそのうち外れます。外しにくい場合は諦めます。
いや本当、諦めるの大事なんです、分解作業は。



無理にやると足なんてポッキリ折れますし、柔らかい素材の箇所はちぎれます。とくに頭はうまく外れた試しがありません。
うまく外れない場合は潔く諦めるか、一思いにカッターで切ります。
※立体にカッターを使う際はケガをしやすいので、軍手をはめるなどして作業してください(2敗)。

万が一ちぎれた場合はもう諦めて、くっつけた際に違和感が極力なくなるよう、様子を見ながらカッターで断面を削ります。



↑くっつけてもあまり違和感がなくなりました


腕と小物類は比較的取りやすいです。
腕は取れなければ諦めますが、小物類は指で引っ張っても取れない場合は、ピンセットをパーツとパーツの隙間に入れて、テコの原理で軽く押し上げます。これを四方向分やります。その他、回すのも結構有効です。
パーツを外すと言うよりは、パーツの接着剤を剥がす感じです。


↑取れにくい小さいパーツは、根元からくるっと回すと簡単に取れたりします


外した箇所に接着剤が残って汚く見える場合がありますが、これも再び接着してしまえば見えなくなりますので気にしないでください。


さて、キュアフィナーレはこんな感じに分解できました。

本当は前髪と後ろ髪も外せるのですが、頭がちぎれた取れたことによって髪飾りを塗りやすくなり、外す必要がなくなりました。

外さなくても塗れる場合は別に外さなくて大丈夫です。


また、足に関してですが、結構接着剤が強固で外れにくかったので片足のみ外して断念しました。



ちょっとここでいきなり小話を挟みますが、フィギュアのパーツとパーツの接合箇所は「ダボ」という出っ張りと、その出っ張りを嵌めるための「ダボ穴」というものがあります。


参考フィギュア : キュアホイップ


外れた片足はそのダボがダボ穴に残った状態でへし折れてしまいました。



……が、正直言ってダボが分解時にへし折れるなんてよくあることですので、あまり気にしなくて大丈夫です。

接着するときに多少パーツの角度が変わったりはしますが、その程度です。ダボなんて接着したら見えない部分ですからね。


もう片方の足は外そうとしても微動だにせず、膝でポッキリ折れそうだったのでやめました。外した方がスカート内部は間違いなく塗りやすくなるんですがね。

足が折れる可能性と、塗りにくさを天秤にかけた結果後者を選びました。



分解時は、接着後に見えない範囲で折れる分にはそれほど問題ありませんが、見える範囲で折れそうな場合は無理に外そうとしないでください。

とにかく分解のコツは、「無理に外さない」「ダメそうなら諦める」です。


慣れないうちは力加減もわからないと思うので、適当なフィギュアで分解の練習をしてみるのも全然アリだと思います。




③洗浄
※写真を撮り忘れていたので、他のキューティーフィギュアの写真で一部代用しています。


↑参考フィギュア : キュアヤムヤム、キュアスパイシー

容器に入れた水に中性洗剤を入れ、さきほど分解したパーツを全て浸します。
洗剤の量は、普通に食器を洗うときスポンジにつけるくらい入れて大丈夫です。酸性の洗剤は使用しないでください。

浸けた後は、歯ブラシを使って全体を満遍なくシャカシャカ洗います。
小さいパーツは非常になくしやすいので、不安な方はザルなどに入れた状態で洗ってください。


↑歯ブラシで満遍なく洗います。

キューティーフィギュアのような量産型のフィギュアは、型を使って複製されます。その際に、離型剤という型から外しやすくするものを塗るのですが、これがフィギュアにも付着しています。
離型剤が残っていると絵の具がうまく乗らないため、洗剤を使って落とす必要があるのです。

洗うことで目に見えない表面の汚れなども落ちるので、リペイントする箇所以外も洗っておいて損はありません。


洗った後は、ティッシュなどで軽く水気を拭き取って乾燥させます。
水分が残っているとリペイント時にかなり邪魔になるので、しっかり乾燥させてください。



④リペイント

このブログの要とも言える工程ですが、これと言って説明することはありません。
資料をよく見て、似たような色を作り、はみ出ないよう気合いで塗る。終始これの繰り返しです。

一応何か言っておくとすれば、「二度塗りがおすすめ」ということですね。
絵の具というものは水分を混ぜて塗りますが、水分が多ければ筆ムラになりますし、逆に水分が少なければ粘度が上がって筆跡が残りやすくなります。

↓水分多めで一度塗りしたもの。筆ムラがすごいことに。

左 : 一度塗り

右 : 二度塗り


気持ち水分を多めに混ぜて、塗って、乾燥させて、また同じ箇所を同じ色で塗る。こうすることで、筆ムラが目立たなくなり、筆跡も残らないいい感じの塗装ができます。
まあ私は二度塗りが面倒だし筆跡も別に気にしないので、粘度ゴリゴリで一度塗りしていますが……。



また、キューティーフィギュアは塗装が省かれている部分も造形を入れてくれていることが多いですが、もし目印になるようなものがなければ塗る前に鉛筆などで模様を下書きしましょう。

上からアクリル絵の具で塗ると見えなくなります。



道具欄で紹介していた金色絵の具は、ティアラの縁と腰、靴、服や腕のラインに使用しました。
金色単体だとやや黄土色っぽかったので、少し黄色を混ぜています。

リペイント作業完了後は、よく乾燥させます。



⑤チーク入れ

まず、フィギュアの横髪が邪魔になりそうな場合は頬付近のみ剥がします。全て剥がさなくて大丈夫です。

綿棒にアイシャドウを取って頬に付けるのですが、このままだとめちゃくちゃ濃いので、紙などに擦って9割落としてからフィギュアの頬に付けます。
アイシャドウは完璧には落とせないので、ピンクにしたい箇所にだけ付けましょう。


↑この赤丸の範囲に付けるように意識するといい感じになります


付け終わって「濃いな」と思ったら、ティッシュでゴシゴシ拭き取ります。私はうっすらピンクにしたい派なので結構拭きますが、拭かなくても大丈夫です。お好みで。


↑頬に乗せて、ティッシュで拭き取るとうっすらピンクに。

※写真を撮り忘れていて接着後に撮ったため、既にパーツ組み立て済みとなっています。


写真のせいで紛らわしいですが、チーク入れはトップコートを塗る前にしてください(顔にトップコートを塗らない場合は後からやっても大丈夫です)。


チークを入れ終わったら、横髪を接着剤で元通りにくっつけて完了です。




⑥トップコート

色塗り作業が完了したら、トップコートを使って絵の具の表面をコーティングします。


パレットなどにトップコートを少量出し、筆につけてリペイントした箇所に塗っていきます。

スプレータイプの場合は、換気の良い場所でフィギュアから20〜30cmほど離して吹き付けます。


塗った(吹き付けた)後は、2時間以上乾燥させて完成です。



以下はパール風塗装をするための手順です。


まず、トップコート液体タイプを少量出し、そこへseriaのオーロラパウダーを入れてよく混ぜます。

混ぜたものを、パール風塗装にしたい箇所へはみ出さないように塗ります。

はみ出るとはみ出た部分もキラッとしてしまうのでご注意ください。


↓液体トップコートの中身はこんな感じ。水のりのような粘度です。

↑トップコートにオーロラパウダーを少量入れて、よく混ぜます。

↑ティアラや髪飾りなど、ツヤっとさせたい箇所にだけ、はみ出さないように塗ります。


あとは同じように2時間以上乾燥させます。




⑦組み立て・接着

ダボ穴に接着剤を塗り、分解したパーツを組み立てくっつけていきます。
接着剤は指などに付くと面倒なので、できるだけ肌に付かないように塗りましょう。


パーツを組み立てた後は、接着剤が乾くまでしっかり乾燥させます。






完成したもの



さて、乾燥させたことで、全ての作業が終わり……。
完成したものがこちら!



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いかがでしょう?


リペイント歴一ヶ月そこらの初心者ゆえ、筆跡などは残ってしまっていますが、パッと見だと結構良い感じではないでしょうか?


色数が増えたことももちろんですが、金色絵の具やオーロラパウダーが程よく光を反射し、目立たない程度のチークも可愛さを引き立ててくれています。

また、首を接着する際に少し傾いてしまったのか、やや首を傾げて上目遣いのようになってしまいましたが、それすらもプラスになっている気さえします。


我ながら非常に満足の出来です。

キュアフィナーレ、めっちゃ可愛い。


↑比較するとこんな感じ。

左がリペイント前、右がリペイント後です。


所要時間はリペイント作業のみで約5〜6時間ほど。


私の場合は、金色絵の具を使いたくて腰や靴などを全て塗り替えていますし、エプロンやティアラの紫も自分で色を作って塗り直しています。

それらがなければもう少し時間を短縮できるかと思います。


服の白い部分も、本来なら若干ピンクがかっているのですが……。

さすがにそこまで塗り直す時間とやる気はなかったので、白い箇所は手を加えてません。フィギュアそのままの色です。


ちなみに、オーロラパウダーはティアラ、髪の金平糖、腕の薄紫の部分、スカートのぶどうの部分にのみ塗っています。

オーロラパウダーを塗るとキラッとしますし、金色絵の具だけでも結構光を反射します。


左(赤丸) : ダイソー メタリックゴールド絵の具

右(青丸) : seria オーロラパウダー


パウダーや金色絵の具を使ってみようかと思ってる方、よければご参考に。








ここまで長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。


結局は自分が「いいじゃん!」と納得できればそれで十分だと思います。

リペイントを考えている人にとって、少しでも参考になれたなら幸いです。




ちなみに、同じくプリキュア食玩の「プリキュアマスコット」やガチャガチャの「プリキュアスイング」「プリキュアトルソー」なども同じ方法でリペイントできます。

こちらの方が単価が安いので、練習台としてもおすすめです。

※スウィートパールドール(ソフビ)はアクリル絵の具と相性が悪いらしいのでご注意ください。



私自身も、わんだふるぷりきゅあのキューティーフィギュアのためにリペイントをし始めたので、発売日までに少しでも腕を磨こうと思います。



兎山悟、プリキュアになれ。