3年前の2月末、直腸癌告知


今頃は、手術に向けての検査の日々でした。


生きて戻れぬ事を想定して、小学6年生の一人娘に

家事の仕方、しきたりの事、生き行く術を教える日々でした。


かろうじて、小学校卒業式に出席出来ました。



忘れぬ日々。。。



愛娘の中学入学式に出席したいという私に主治医は、

「出ても良いけど手遅れになるよ。」


結局、入学式直前の手術となりました。


手術の前日、主治医は私の父に、

「腫瘍の大きさから、どんなに控えめに言っても、

ステージは、2か3です。

肝臓にある腫瘍が、転移だった場合は、末期です。」

と言いました。

私の父は、真っ青な顔をして、その場で倒れました。


その時、愛娘の高校入学式出席は、

叶わない遠い先に思えました。。。。


今週、その子は、高校受験をします。


3年前、怖くて看護師さんの手を泣きながら握って

手術台の上に居た私。。。


子供の中学卒業式、高校入学式を、出席出来そうです。。。