12月31日。大晦日。ドイツ2日目。
ついに今晩は人生初の海外での年越し。朝からそわそわ用事もないのに部屋の中を行ったり来たり、なんてことはなく自分のためにセットしてくれたリビングルームのソファーベッドでゆっくり寝返りをうっている。
まだ全然寝てられるなぁ。
最近、年のせいで寝る体力もなくなってきてたのに長旅の疲れも手伝ってか昨晩はぐっすりと眠れた。ふと目を開けてリビングルームのドアの方を見るともうすっかり友達になった宙ちゃんが
はろ~
と言って手を振っている。こんな気持ちのいい朝は久しぶりだ。そして顔を洗って朝食を頂く。メニューはこれまた絶品の昨日のムール貝の煮汁で炒めたご飯。食べ終わるとさっそく宙ちゃんはもくもくと日々の日課をこなしはじめる。F1グランプリにアンパンマンショー、トトロにトーマス、トントン相撲のフランクフルト場所。もちろんすべてに参加して宙ちゃん劇場を体感する。そして第一幕が終了し一息入れると今日はみんなでお買い物。大晦日は午後2時でほとんどのお店が閉まってしまうみたい。
ということでまず向かったのはアジアンフードのお店。お味噌や醤油が棚に並んでいる。そういえばもともと自慢の広島風お好み焼きを振舞うという話があったっけ。こちらで手に入らない材料は持参のつもりだったけどチケットの名前間違い騒動ですっかり忘れてしまっていた。というかリュックに材料を入れるスペースがそもそもなかったんだけど、、、
代用できるものを探してみるもやっぱりなかったので今回はお好み焼きは見送り。
続いてはスーパーへ。
日本で言うところのヨークマートみたいなところ。
意外と海外に行くとこんなスーパーとかをブラつくのが楽しかったりする。そこでは現地の日常を感じることができるから。大晦日ということで混雑してるのかと思いきやそれほどでもない店内。鯛を一尾買ってココは引き上げる。
そうそうフランクフルトでは年越しの瞬間にあちらこちらから花火があがるらしい。それも職人さんがあげるのではなくあくまで個人であげる。それが日本では考えられないような大きい花火で一個1万円するものもあったり。5×6の筒が並んでいるものもあってロケット花火やねづみ花火とはワケが違う。もうメジャーリーグとリトルリーグくらい違う。そしてこれが今回の旅のハイライトのひとつ。
あとはお菓子のワゴンセールからお土産になりそうなものをいくつか買っていったん家に戻ることに。すると買い忘れたものなんかを思い出したりするのは万国共通。今度はめぐと2人で再び買出しに。といってもマンションの隣がスーパーなのでこんなときには圧倒的に便利。部屋を出てエレベーターに向かおうとするとめぐが隣の部屋の前に置いてあった買い物用のワゴンをひっぱってきた。
それ隣のじゃないの?
隣は留守だからちゃんと返しておけば大丈夫
というか家の前までお店のワゴン持って来ちゃっていいんだ、、、
そのままワゴンお押しながらスーパーへ。
入り口で空のビンを返す場所があってお金が返ってくるシステム。日本でも最近スーパーの入り口にペットボトルの回収機があったりするけど昔は酒屋さんが空き瓶を回収しにきてたりしてたんだから形は変われど昔に戻って行ってるのかな。時代はこうして繰り返される。
なんて考えてる間もなく店内に入るとこちらは大混雑。閉店時間が近いのもあるのかレジは大行列。さっそく買い忘れていたチーズやビールを購入して大行列に並んでいるとめぐに話しかけてくる女性が。ご近所に住んでいる友達のアレックス。
以下、ドイツ語なので想像上の会話
アレックス:ハ~イ、元気?すごい行列ね
めぐ:ホント、すごい行列。そうそうこちら友達のシンジ。日本から遊びに来てるの。
アレックス:お~、ハロ~、シンジ。
以下、いきなりのネイティブに話しかけられてちょっと緊張気味の会話
シンジ:ナイス トゥ ミー トゥ
訂正、会話にならず、、、
再びドイツ語の会話
めぐ:旦那さんは?
アレックス:一緒にいるよ。ホラ、向こうから来た
旦那さん登場。
めぐ:ハーイ、元気?
旦那さん:ハ~イ、元気だよ。すごい混みようでまいっちゃうね。
めぐ:ホントね。こちら友達のシンジ
旦那さん:ハ~イ、よろしく。
以下、今度こそはとリベンジに燃えるシンジの挨拶
シンジ:ナイス トゥ ミー トゥ
・・・時代はこうして繰り返される。
そんなこんなでもう何十回目かの日本に戻ったら英語勉強しよう!!の決意を固めて買い物は終了。