ヴァルキリープロファイル -咎を背負う者-
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CHAPTER 4  道標無きままに

オルーウェン要塞の軍本部へ行くと・・・

エーリス 「 これからどうされるのですかはてなマーク
   ウィルフレド様。」

ネバーエンディング・ファンタジー日記-VP 248

ウィルフレド 「 ・・・わからない。
   少し心を落ち着かせる時間時計が必要だ。」

エーリス 「 それが戦乙女に始めて会われた感想ですかはてなマーク 」

ウィルフレド 「 ・・・ああ。」

エーリス 「 ・・・・・。」

ネバーエンディング・ファンタジー日記-VP 250

ウィルフレド 「 父さんもあんなふうに戦乙女に連れられて・・・。
   見えないところで俺に、
   別れの言葉をかけてくれていたのかもしれない・・・。」

その時、誰かがドアドアを開けて、入って来ました。

ネバーエンディング・ファンタジー日記-VP 202

フィオナ 「 先ほどは失礼しました。ウィルフレド殿・・・。」

ウィルフレド 「 ・・・・・・!? 」

ネバーエンディング・ファンタジー日記-VP 253

フィオナ 「 ホーン家のフィオナと申します。
   兄の死に動転して、つい心にもないことを口にしてしまいました。」

ウィルフレド 「 いや・・・。」

フィオナ 「 おかげで無事に兄を連れ帰ることができました。」

ウィルフレド 「 無事じゃないだろ・・・。」

フィオナ 「 ・・・そうですね。」

ウィルフレド 「 ・・・・・・。」

ネバーエンディング・ファンタジー日記-VP 255

フィオナ 「 それは、女神の羽!? 

   ・・・貴方もお仲間をはてなマーク 」

ウィルフレド 「 ・・・昔のことだ。俺は父を奪われた・・・。」

フィオナ 「 ・・・お父上は、さぞ武術に秀でた立派な方だったのですね。」

ネバーエンディング・ファンタジー日記-VP 259

ウィルフレド 「 死んでしまえばそんなことは関係ない。
   父に望むのは、名誉よりも生きていることがすべてだ。」

フィオナ 「 ・・・兄の死にざまは、
   部門に名高いわがホーン家の名に恥じない立派なものでした。」

ウィルフレド 「 それは良かったな。」

フィオナ 「 貴方は戦乙女に選ばれる栄誉を理解するべきです。」

ウィルフレド 「 貴女も泣いていたしょぼんじゃないか。」

ネバーエンディング・ファンタジー日記-VP 263

フィオナ 「 !! 
   ・・・この先、ホーン家の兄妹として
   ともに戦えぬことを嘆いたまでで、死を悲しんだのではありません。」 

ネバーエンディング・ファンタジー日記-VP 265

ウィルフレド 「 ・・・・・・。
   どの道、俺には関係のないことだ。」

フィオナ 「 ・・・すみません。
   兄の死を看取って頂いた恩人に言葉が過ぎました。

   もしよければ、葬儀に参列して頂けませんかはてなマーク 」

ウィルフレド 「 ・・・俺がはてなマーク 」

フィオナ 「 貴女はバルマー兄上と考え方がよく似ていらっしゃる・・・。
   ぜひお運び下さい。」

軍本部を出ると、ワールドマップに、
『常夜の森』と『騎士都市グレンセン』のシンボルが出現しました。

      to be continued ・・・