- ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡
- ¥6,980
- Amazon.co.jp
第8章 絶望そして希望
モゥディは、「半獣」という呼び名を使ったセネリオに対して、
攻撃を仕掛けました
しかしその時
アイクは、セネリオの前に飛び出して、
その攻撃を自身が受け止めたのです
セネリオ 「 アイク 」
アイク 「 ・・・・・・っつ・・・・・・ 」
レテ 「 」
モゥディ 「 ア・・・イク・・・」
モゥディは、人身の姿に戻りました。
モゥディ 「 ・・・アイク、スまない・・・
オまえに怪我をさせて・・・モゥディは・・・ 」
アイク 「 モゥディ、こんな怪我、たいしたことはない。
大丈夫だ・・・ 」
セネリオ 「 獣の分際で・・・ 」
セネリオは、モゥディに、魔法を発動 して、
攻撃しようとしています。
アイク 「 やめろ セネリオ 」
セネリオ 「 どうして止めるんですか
こいつは、あなたを傷つけた
許すわけにはいかな・・・ 」
アイク 「 お前が挑発しなければ、こうはならなかった。
違うか 」
セネリオ 「 ・・・・・・
・・・・・・すみません・・・ 」
アイク 「 モゥディ、レテ。
団員の無礼は謝る。セネリオを許してやってくれ。
・・・言い訳にしかならないが、
俺たちは仲間を失ったばかりで・・・
あまり冷静じゃいられなくてな。」
モゥディ 「 アイクはモゥディを許した。
ダからモゥディも、セネリオを許す。
誰も怒ってはイない。」
レテ 「 ・・・こちらも、非礼は詫びよう。
自分たちの使命を忘れるとは・・・
とんだ失態だ。」
アイク 「 使命・・・ 」
レテ 「 王が傭兵団を招かれた。
我らは、お前たちを、
ガリア王宮に案内するために来たんだ。」
お互いの感情の行き違いから、争いに発展する危機を、
無事に収拾した、アイク・・・
さすがは、傭兵団の団長ですね
モゥディですが、もともと争いは好まず、
たどたどしい”現代語”を使って、
ベオクと友好関係を築こうとしていたのです。
ベオクの言葉を覚えたのも、
「話し合いによって、無用な戦いを避ける」ためでした。