そしてある日朝1番の電話に私が出ると

「あ、俺俺〇〇だけど」といかにも何度もかけてきている人な感じ

私は保留にし、その先輩に「〇〇さんという方から電話入ってますがわかりますか?」と聞いた


そしたらすぐにスイッチが入り、「どのようなご用件か聞いて!早く!」


その電話を切った後「どんな人でも必ずご用件を聞いて下さい!」と怒っていってきた

私の言い分があったがグッと飲み込んで「はい」と答えた

きっと顔がムッとしてたと思う


そしたらそのあと数時間後にその先輩が

「あーいうこと、言わない方がいいですか?」と聞いてきた

朝の事かなぁ?と思ったけど、何時間も経ってるから「朝の電話の事ですか?」と聞いたら「そうです」という


向こうから聞かれたのならチャンスと思い今まで思ってることもいっちゃおうと思った

まず「朝の電話はいかにも何度もかけてきてる感じで何か既に仕事をうけてるお客様かもしれないし、でも私はまだ全体的にみえてないのでわからないけど、その8年以上いるその人ならわかるかもしれない

すでに大きな依頼を受けてるかもしれない人に「どのようなご用件ですか?」と聞くのは失礼だと思い、私しかいなかったからもちろん「何かご依頼いただいておりますでしょうか?」と聞くしかないけど、その全てわかってる先輩がいるんだから名前聞いただけで、もしかしたら最近頻繁にやり取りしてて、『あーその人はアレの人』とつながるかもしれないんだからそう思って保留にしました。


それに電話に試しに出てみたりした時も真横で早く早くと急かされたら出る言葉も出てこないし焦って変な敬語になります

わからないことを聞くのもとても聞きにくいです。

何度も同じこと聞かれたらイライラするかもしれませんけど、確認もしたいし、わからないのをそのままやってミスするより絶対いいので、何回目でも質問させてもらいたいです


と教えていただいてありがたいし人に教えるのは大変だと思いますがと言ったら

その先輩は「すいません、私せっかちなんで、自分ですごくキツイ言い方とか嫌な言い方してるのわかってるんです。ごめんなさい」と言った


ちょっと意外だったけど、その日からそのすごーく嫌な言い方とかはほとんどなくなった

この先輩の厳しい教え方のせいでかなりの人数が辞めていて残ってる人は「もうあなたには教えません」とあきらめられた人なので、最後まで教えてもらえて、こんな展開になったのははじめてだったらしい