今日は2日間、夜間付き添ってくれた叔母に代わり、私が母に付き添っている。

変わり果てた母の手をさすりながら、涙が止まらなかった。

手をさすりながら、


「お母さん、今までいっぱいいっぱいがんばってきたんだから、これ以上もうがんばらなくていいよ。」


「ありがとう。」


「今まで2人でいっぱいいろんな所に行ったし、いろんな美味しいものいっぱい食べに行ったね。」


「いっぱい行けて楽しかったね。
いろいろ美味しかったね。」


「お母さん、私を生んでくれてありがとう。」


「お母さんも◯◯ちゃんが娘で幸せやったよ。お母さんの娘に生まれてきてくれて、ありがとう。」

私、涙が止まらない…。


「これからも私の近くにいて、ずっと見守っていてね。」


「どんなことがあってずっーと近くで見守っているから、大丈夫‼︎

お母さんがストップって言ったら、行ったらあかんで‼︎止まるんやで‼︎」と。


「わかったよ。」

母は穏やかな顔になり、うとうと眠りはじめた。


今まで母にずっーと伝えたかった言葉、
やっと言えた。

意識がある中で伝えることができた。


母との残されたあとわずかな大切な時間。

✳︎お母さん、最期まで私はずっとお母さんのそばにいるから、何も心配しないでね。