美しいシルクの原料となる繭を作る蚕。
二十四節氣 小満 の七十二候にも登場しますが、蚕はこの時期、桑をたくさん食べて、頭を八の字に振りながら糸を吐き出し、繭を作ります。
この繭からできたシルクの布は、
傷口にあてると、そこから出る身体のいらないものを吸い取ってくれるといいます。
私は、シルクの布を口内炎ができれば、
そこにあてたりもしています。
なんだか治りが早いんです・・・・( *´艸`)
(人によります)
また、普段はファンデーション代わりに、シルクパウダーを使っています。
シルク製品の中でも、このシルクのソックスの履き心地がとっても好きです。ほんとに気持ちよくて・・・・
冬場は足を冷やさないために重ねて履くのも良い感じです。
私は、足に傷があったりしたときに履いています。
穴が開く場所で、体の弱った部分がわかるそうで、私はどうやら腎臓や婦人系が弱いようです。
足裏の真ん中あたりに、よく穴が開きます…。
(納得・・・更年期真っ最中!)
※ご興味ありましたら、
「冷えとり 靴下の穴 」などで検索すると詳しい記事が探せると思います。
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着物と蚕と結城紬
真綿は、繭をお湯で煮込み作られます。
栃木県 茨城県で作られる結城紬は、その真綿を手で紡いだ糸で織られた反物を使用しているそうです。
着物一反分作るのに、蚕約2000匹前後、真綿370枚が必要なのだそうです。
その製作工程は、それぞれの職人さんの手によって、丁寧にたくさんの時間をかけて作られていきます。
蚕と、作り手さんたちの想いが紡ぐ、その反物で作られた結城紬は、纏うとふわっと優しく温かく、包み込まれるような安心感があるとか。
普段着にするにはとても高価なものです。
が、普段の生活で纏うことで、着物に守られるように穏やかな時間を過ごすことができる・・だから普段着の位置づけなのかな、と思ってしまいました。
( *´艸`)
詳しい工程は、こちらから見れます。また、YouTubeでもいろいろ出てきますので、ご興味があれば、覗いてみてくださいね。
娘の成人式の時には、呉服店の方がショーケースに飾られた100万円台の振袖を纏わせてくれました。
もちろん、とても買えるお値段ではありませんでしたが…
娘はその着物を纏った経験により、高級な絹の感覚が身体に残り、その後から、どのくらいの質の着物なのかがわかるようになったそうです。(そのため、我が家で買えるお値段の中で、納得する振袖を探すのが大変になりました・・・)
最終的に本人が納得して決めた振袖は、知り合いから譲って頂いたもの。とても気に入っていて、将来は袖を短くし訪問着としても末永く着たいとか。(色・柄の大きさなどで訪問着にするのは、難しい場合もありますが・・)
着物だけではなく、身に着けるもの 身体に取り入れるもの 香りなど、
「最高級の質のものに触れると、その感覚が身体に染み込み、本物を見分けられる力がつく」
と聞いたことがあるのですが、それを体感した出来事でした。
買えなくても、触れる機会さえあれば、一生ものの感覚が得られそうですね・・
こちらは、大学の卒業式で着た年代物の振袖。
親子3代でられたという着物は、色の輝きが違いました・・。
アンティークなお店で購入した振袖(一桁で買えました。)
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そんなシルクは、
5,000~6,000年前の中国からはじまり・・・
進化を続け、今なお私たちの生活に欠かせない存在。
いろいろな場面で活躍中♪
生活の中にシルクを取り入れる事、おススメです。
(*ฅ́˘ฅ̀*)