穀雨の季節に素敵な姿をみせてくれる藤の花。
藤といえば、万葉集にも歌われたり、着物の柄としてもよく登場したり・・・日本古来のお花ですね。
満開の時の藤の花は、紫美しく清楚でとても迫力があります。
ワンコの散歩途中で見つけたときには、思わず立ち止まって見入ってしまったほどです。
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遠くに見える紫色の花は、鹿島神宮の山藤です。
数年前の5月のはじめ頃。
藤の花の藤色は、平安時代日本女性にもっとも愛された色だとありました。
私が保育園に通った時の、初めてのクラスがふじ組。薄紫の帽子をかぶっていたのが懐かしいです。
藤という名は、小さな頃から身近なのに、実は藤の花を美しく感じたのは、結婚してからなんです…
( *´艸`)
花びら一枚一枚が本当に美しい形です♪
藤はマメ科の植物で、花びらをよく見ると、蝶々に似ている形が(蝶形花/チョウケイカ)が沢山重なっています。
そういえば、萩やエンドウもかわいらしいお花が咲きますよね!!
(*ฅ́˘ฅ̀*)
こちらの藤は、笠間稲荷神社の野田藤です。
2つの藤棚には種類の違う藤の花が咲いていました。
八重の藤と大藤です。
花言葉は、
『優しさ』『歓迎』『決して離れない』『恋に酔う』
『決して離れない』というのは、つるがしっかり巻き付いて育つからだとか。
ちなみに、ノダフジは右巻きでヤマフジは左巻だそうです。
陽が当たる方向でも、違う印象を魅せてくれます。
大きく分けると、山藤と野田藤の2種類ですが、花の色も、薄紫色のほか、白・桃色などたくさんの品種があるようですね。
藤の花は垂れ下がりながら咲く様子から、女性の象徴と言われるようです。
フジの言の葉は、「不死」と聞こえることで、とても縁起の良い花とされていますので、振袖にも登場するのですね・・。
藤の花は豪華な長い振袖に見えます。
風に揺れる藤の向こうには、笠間稲荷の境内が・・・
花が風に散る様「風散(ふぢ)」から名付けられた晩春を飾る美しい藤の花。
藤の花は、数年前の5月初めに行ったので、
今年も、時期的にもそろそろ見れそうですね
( *´艸`)