立春を過ぎて最初の午(うま)の日
全国のお稲荷さんの、豊作・商売繁盛を祈願するお祭りの日だそうです。
穀物の神様が、稲荷山(伊奈利山)に神様が降りた日だとか。(和銅4年(711年)の初午の日)
稲荷というのは稲作の「稲生り」からきているのですね!
もともと、田の神様を山から里へ迎え、豊作を祈っていたようで、初午の日の定番の料理があるようです。
アトピ子の娘は、ふだん油は控えていましたが、初午の日はお稲荷さんのお祭りとの事なので、作ったりしていました。
新暦の初午は、俵型
旧暦の初午は、三角型(西日本風)
そんな風に作った年もありました。
一緒に写っているのは、初午団子です。
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いなり寿司
お稲荷さんといえば、いなり寿司。
神社の境内に鎮座するキツネは、秋の収穫の時期に山から下りてきて、収穫が終わる頃山に戻ることから、農耕を見守ってくれていると考えられてきました。
稲荷神社の神様やキツネたちが見守り、元気に育ったお米を炊いて、甘く美味しい味付けをした油揚げに大切に包み感謝の気持ちを込めて奉納したのかしら・・・と思うとほっこりします・・
(*ฅ́˘ฅ̀*)
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初午団子
富山の郷土料理のようで、真っ白いお団子は繭を表しているそうです。
蚕が元気に育つことを祈願したとか。繭にシミがつかないように、醤油をつけず頂いたようですね。
養蚕が順調でありますようにと、白くてかわいいお団子を頂いていたのですね・・・。
我が家の近くも、昔、養蚕(おかいこさん)をおこなっていた地域だったようで、蚕影山神社があります。
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こちらは、笠間稲荷の藤の花です。
昨年、初めて訪れたのですが、とっても豪華でした。・・・。
5月始め頃の境内。
笠間稲荷神社の初午のお祭りは、新暦に行うようです。
初午 と おいなりさん と お団子
遠くに出かけなくても、行事ごとのお料理を並べると、楽しい時間が過ごせ、豊かな気持ちになります。
暦を感じて過ごすこと、とってもおススメです♪
我が家のおいなりさんのレシピです♪