藁の盾観てきました。
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カンヌでは「酷評された」
なんてニュースも目にしましたが、
私は前のめりになりながら、
手に汗握りながら観ていました。

幼い孫を殺さされた祖父(山崎努)が
犯人(藤原竜也)の殺害に、
懸賞金10億円をかける。
そのお金欲しさに日本中が沸き立つなか、
犯人を警護して警視庁まで移送せねば
ならないSP(大沢たかお、松嶋菜々子)らの葛藤を描くストーリー。

よく、宝くじが販売されると、
「3億円あったらどうする?」なんて
会話になりますが、
人間、お金が手に入るとなると...
こうなってしまうのか...

感情を剥き出しにして、
命を奪うことも躊躇わない。

でも、その行動を起こしてしまう理由は
ただお金が欲しいだけではない。

設定そのものに多少、
あり得ない部分はあるかもしれませんが、
人間の本質部分もついているような
気がします。

パルムドール、
どの作品が取るんでしょうね。
楽しみです。