ぼくの中に、どもざうするがいる

 

吃音を持つ4歳の男の子がいます。
恐竜とカブトムシが大好きなどこにでもいる男の子。

だけど話し方がちょっと普通と違います。


おっ、おーーーーーーーーかぁあさん!^^」



彼はまだ自分の話し方に、疑問を持っていません。
だけどいずれ近い将来、気づくと思います。


なんて説明しようか?

どう伝えたらいいんだろう?

どんなきっかけで気づくだろうか?

からかわれることも、
彼が傷つくこともあるかもしれない。


そんなとき私はどう関わっていこうか。
そんな想いにずっと頭を悩ませていました。


病気でもない。


治るかもしれないし、
ずっと付き合っていくことになるかもしれない。

でもネガティブに捉えてほしくない。

みんなの中に怒りんぼマンや
泣き虫マンがいるように、

「ぼくの中には、どもざうるすがいる」


そう、ただそれだけ。



今日はよくどもるなあ。

あ、そっか。

どもざうるすが、今日は調子悪いみたい。

そんな日もあるよね。





おしゃべりが大好きな君が、
くじけることのないように。


お友だちが大好きな君が
悲しむことがないように。


人生の重要な一部として
”どもざうるす”が君の味方になってくれるように。


そんな願いを込めて。

 

 

「ぼくのなかに、どもざうるすがいる」