彼女持ちの男と寝たの。

低俗のセックス。

キスも無いセックス。

ひと夏の思い。

秋になって、またその男と寝たわ。

キスをせがんだら、嫌々してくれた。

秋が終わった。

東京で珍しく雪が降った日。

駄目元で男に電話した。

雪合戦しない?って言ったら、ほんとに来て、びっくりした。

この人の困った笑顔、何回見たんだろう。

春が来て桜が咲いて、もう卒業だ!って自分でけじめつけて。

でも夏が来て、最初に会った事思い出したら、またメールしてた。

さよなら。
さよなら。

何度唱えても、夢からさめないよ。

ごめんね。
ごめんね。

何度唱えても、意味がないのにね。

ありがとう。
ありがとう。

本当に唱えたいのは、この言葉だけ。