こんばんは、公に義を貫くことを志としています赤磐市議会議員、公義の志 佐々木ゆうじです。
今週は皆さまのご関心の先にあったコストコ誘致に関して、大きな動きがありました。
市内外の多くのご関心があった「コストコ赤磐店」の実質失敗については、その原因などについて、やはり取り上げざるを得ません。
今週末の定例街頭演説は「コストコ誘致失敗と前田市長の姿勢、百条委員会の影響」というテーマでお話したいと思います。
(無念と失念。そして怒り。いまこの言葉が心に刺さっています。赤磐市を前に進めて参ります)
▼街頭演説スケジュール
■5月23日(土)※多少の時間の前後がございます
・10時30分頃 ~ マルナカ山陽店前
・11時頃 ~ エディオン山陽下市店前交差点
■5月24日(日)※多少の時間の前後がございます
・11時頃 ~ マックスバリュー桜が丘店前交差点
・11時45分頃 ~ 上市交差点(山陽交番前)
さて赤磐市はご存じの通り、住むには静かな環境で最高ですが、しかしあまり目立った施設や仕事先はなく、多くの住民のお買い物先や仕事先は岡山という方が多く、実質二拠点の生活になっています。本来は生活拠点内での地域内消費が好ましいところですし、仕事先までの通勤の利便性が良いことも満足感ある生活環境と言えます。
平成27年のこと、赤磐市では国の地方創生関連法に基づき、“赤磐市まち・ひと・しごと地方創生計画”を策定しました。
「人口(住民)を増やす」その目的達成のため、赤磐市人口ビジョンという人口将来予測を立て、前出の赤磐市まち・ひと・しごと地方創生計画に基づく各種施策を打ち出して参りましたが、色々な角度から赤磐市の現状を分析した結果、地域内消費の活性化、通勤の利便性の良い職場創りは、地方創生計画には欠かせない要因として、住民の仕事先となる企業誘致から、県市外からの誘客の望める商業施設の誘致へと動き始めたのが、河本・岩田地域を中心とする新市街地計画の始まりでした。
新市街地計画の先になる河本・岩田地域はご存じの通り、農業が盛んな土地で、そのため岡山県の都市計画では市街化調整区域の指定を受け、市街地開発の規制がかかっていました。
まとまった土地があるのに企業誘致の先にならない。
県外市外からの誘客の潜在能力があるまとまった土地なのに開発できない。
そんなことから前市長は、何とか企業誘致できる土地(場所)を創出したいと強い想いを持ち、在職期間中、この都市計画の変更に汗をかいてきました。
そしてとうとう令和6年12月20日、岡山県より市街化調整区域の指定を外す決定を頂き、再開発できるようになりました。
その結実を皆さまは造成現場工事という形でご覧になっている訳ですが、土地の造成が出来るようになり、民間企業誘致ができるようになっても、県外市外から赤磐市を目指して訪れてくれ、集客力のある施設や企業に出店して頂かないと、せっかくの人口ビジョンから分析した活気あふれる赤磐市の姿には及びません。
そのようなこともあり、街の活性化、再生に力を入れる前市長は、コストコホールセールの出店に適う立地が整いつつあることを伝え、積極的に誘致活動をしておられたようです。
「情報(土地のチラシ)だけ出してどうですか?」ではなく、きちんと相手企業にまで足を運び、市長自ら頭を下げ、交通の要所である赤磐市の潜在力や将来性を語り、赤磐市は民間企業さんの力で発展し、発展した赤磐市は民間企業に恩恵を与える相乗効果があることを熱を込めて話し、ついには赤磐市へ出店という決断の一歩手前までこじつけることができました。
暑い中、汗をかきながら訪問し、必死で頭を下げる前市長の姿を思い浮かべると、前市長はほんと赤磐市のことを想い、良い仕事をしていたなあと感じるのは私だけでしょうか。
しかし市長選挙では敗戦…。
市長を続けることができなくなり、気になることは「後継の前田市長がちゃんとコストコ誘致に動いてくれるだろうか」だったのではないかと思います。
選挙前、選挙中、前田市長は「コストコ誘致は積極的に進める」と至る所で政策PRしていました。
そういうこともあり前市長は期待していたと思いますが、市長就任後は前言を大きく撤回し、「民間企業の事には口出ししない」と言い出しました。
民間企業の事には口出ししないという言葉の意味は、コストコ誘致予定の土地は民間開発になっており、民間企業の持ち物であり、この企業がどこに売ろうが赤磐市には口を出せる余地がないということになりますが、しかし土地開発を行う民間企業がコストコさんと上手く話がまとまる様にバックアップは出来た筈です。
しかし「お金がない、予算が厳しい」と言い、バックアップも行わず、コストコさんが出店に際して支援要請があっても「返事をしない」という、前市長では考えられない冷たい対応をする始末でした。
そうしているうちに、市議会では前市長と確執を持つ市議会議員らが中心となり、土地開発に不正があるのではないかと疑念を抱き百条委員会が立ち上がりました。
百条委員会にまつわる件を書いたブログでもご案内していますが、百条委員会は「疑わしいから調査しよう」という事では立ち上がることはできず、事件や不正の事実が明らかになって初めて立ち上げることができる議会の調査権になります。それを前市長と確執を持つ議員らは知りながら、過半数の賛成を集めることで百条委員会を立ち上げてしまいました。
前市長との癒着を疑われる結果になってしまったコストコさんの出店熱が冷めるのは、普通に考えると当然のことで、誘致はとん挫するだろうと思っていましたら、この度、コストコさんと交渉していた土地開発事業者が、コストコさんではなくショッピングモールを軸に開発を進めると方針転換の報道が出て参りまして、予想通りコストコさんの出店は事実上、無くなりました。
土地開発、新市街地計画、言葉で申し上げればそれ以上のものでもなく、それ以下のものでもありません。
しかし私たち赤磐市の新市街地計画は、地方創生に繋がる、赤磐市の未来を変える“地域戦略”そのものだったのです。
このコストコ誘致失敗で失ったものとしては
・市外からの大規模な集客
・赤磐市税収の増加
・地域経済への波及効果
・雇用創出
・周辺インフラ整備の加速
・企業イメージ向上
・若い世代の定住促進
・新たな民間投資の呼び込み
等々になります。
私たちベテラン議員は百条委員会の設置に反対していました。
(百条委員会設置の賛否表。白〇が百条委員会設置に賛成した議員、黒〇が反対した議員)
理由としてはコストコ誘致に悪影響が出るからだけではなく、前市長との確執から不信感を覚え、「何か不正な事があるのではないか」という疑心暗鬼で設置するもの(設置できるもの)ではないからです。
本当に不正があるのであれば調査が必要です。
しかし今までのところ、不正の疑念という言葉はありますが、それを示す証拠は一切ありません。
百条委員会は本年中に結果報告を行うとのことですが、なんの証拠も見つけることが出来なければどう責任を取るつもりなのでしょう。
むしろやってはならない禁じ手を振るい、優良で有益な民間企業の出店に悪影響を与え喪ったものは大きい…、これは前市長と前市長を良く思わない市議会議員らの政争ともいえ、赤磐市はじまって最大の政治スキャンダルなのかもしれません。これが今までの現実です。
今週末と来週末の定例街頭演説では、コストコ誘致失敗の経緯について皆さまに議会報告させて頂きます。
乞う期待です!
公義の志 佐々木ゆうじ

