こんばんは、公に義を貫くことを志としています、国民民主党岡山県第1区総支部長 公義の志 佐々木ゆうじです。
さて第213回(令和6年度)通常国会は1月26日から6月23日までの150日間の予定で行われ、本日21日に閉会を迎えました。
この国会では国民生活に資する論議の機会が、
裏金事件の再発防止取り組みの議論によって影響を受け、
国民から見ると置いてきぼり感を受ける国会になった様に思います。
裏金事件は政治スキャンダルであり、
議員そのものの資質に係るものであるため、
徹底した対策が必要になりますが、
更に申しますと政治権力が行政を歪めたりする温床ともなるものであるため、
政治家の資質以上に徹底して対処する必要がありました。
そのため放置しておくと進められる政策すべてに汚職の疑義が及ぶため、
他の政策議論を一旦横においても早急に対応策を施し、
政治家の資質を正すとともに、
政治にまつわる汚職をつくらないようする必要がありましたが、
しかし結果を見てみると再発防止策は抜け穴だらけのもので、
裏金を作ったり帳簿工作を行っても現在までは場合によっては摘発を受けたり、
場合によっては摘発されないといったグレーだったものが、
この法制化によって政治活動に係るお金については裏金を作っても、
帳簿に嘘の事を記載しても、
摘発されないものになってしまいました。
現在までは裏金や帳簿に嘘を書くと違反になる可能性が高かったものが、
違反ではなくなった訳ですから、
二度と起こらない事件といえばその通りですが、
私たち国民や社会が望んでいることはそういう二度と起こらないという理解ではなく、
裏金はダメ、
帳簿に嘘を書いたりするのもダメ、
といったもので、
そういうダメなことを二度と起こさせないために施す法律を、
改正法として欲しいといったものでした。
こういう逃げと、化かし合いのようなものに時間を取られ、
国民生活に資する論議が置き去りにしまった国会は、
無駄な時間を費やした国会と後世に語られてしまうものになったのではないかと思います。
無駄な時間だけではありません。
私たち生活者の負担増になる法律も制定されました。
少子化対策に係る法律ですが、
岸田総理は実質ゼロ円などと携帯電話販売店さんの売り言葉を連発していましたが、
実際は500円ないし、
場合によっては1000円を超える負担が個人に及ぶものになっています。
また国民負担の上に備えられる、
財源の行き先となる「子ども誰でも通園制度」という施策については、
実施先となる保育園がなく、
財源予算と制度準備は出来ましたが実行不可能なものになっています。
そういう実施不可能な施策を備えるために、
500円、場合によっては1000円を超える負担を国民一人一人が担うなどは、
政治の落ち度以外の何者でなく、
もう一度法律と制度の見直しを行わないと、
執行残(使い残した予算のこと)の流用が数多く起こり、
国会の法制を受けていない事業に使用されてしまうということになってしまいます。
自由に使用できる予算が必要とのことで、
むしろここを狙ってやったのではないかと疑いすら持ってしまいます。
今週末の定例街頭演説では下記の予定でこんなお話をさせて頂きます。
乞うご期待です!
■6月22日(土) ※多少の時間の前後がございます。
16時頃 ~ マルナカ山陽店前
16時30分頃 ~ デオデオ山陽下市店前交差点
■6月23日(日) ※多少の時間の前後がございます。
16時頃 〜 上市交差点 (山陽交番前交差点)
16時45分頃 〜 マックスバリュー桜が丘店前交差点
(今週末も熱く訴えます!)
22日土曜日は広報宣伝車で備前市・和気町、23日日曜日は北区を中心にお邪魔します。
公義の志 佐々木ゆうじ