こんばんは、公に義を貫くことを志としています 国民民主党 衆議院 岡山県第1区総支部長 公義の志 佐々木ゆうじです。

 

現在、国会では自民党裏金問題の実態究明を進める議論が進められておりますが、一方で大事な議論として、増税によらない国民サービスの充実もあります。

 

防衛力を強化して国民の安全・安心を作ることは大切なことですし、少子高齢化のなか少子化を防ぐ対策も優先順位高い取り組みです。しかし本当に、国民に負担を生じさせるほど財源が無いのかは徹底して議論して頂きたい事柄です。

 

現在わたしが気になっているのは、少子化対策の財源確保の件ですが、岸田総理や加藤大臣は新たに進める少子化対策に係る国民負担は平均500円程度と繰り返し答弁しています。

 

これを受けて我が党の玉木代表は、国民ひとり当たりの計算ではなく、社会保険に係る方ひとり当たりで試算しないと個人負担計算が出来ないのではないか?某シンクタンクの計算によると500円を超えてしまうようなケースがあるのではないか?と質し、先般の衆議院予算委員会では担当大臣である加藤大臣より、500円を超えるケースもあり得ると答弁がありました。この件は我が党だけではなく他党からも同様の指摘が多数出ている状態です。

 

私からは、これに加えて、2月22日、衆議院予算委員会で加藤大臣が 「歳出改革によって負担を軽減させ、軽減させた分だけ負担いただく設計をしている。追加的な負担が全体として生じることはないと説明している」 とご答弁された件についてご指摘申し上げたいと思います。

 

このご答弁は総理も繰り返し述べている内容になりますが、

ご説明を掻い摘んでみますと、

歳出改革によって負担を軽減させる。(約500円の)追加が生じても軽減範囲に入るので実質負担が生じないとの意味になります。

つまり約500円の軽減を歳出改革で行うので、

500円追加になっても、

行って来いなので実質負担は生じないと仰られている訳です。

 

負担は500円かそれ以上かの視点も大切ですが、これは一旦横に置いておき、制度の考え方で言えば前述の通りとなると思います。

 

そういうことであれば財源確保のため歳出改革せず、予算を組み替えれば少子化対策財源を確保できるということになります。

 

歳出改革にもたくさんの事務作業が必要になります。

また法制化するためにもたくさんの労力と時間が掛かります。

また追加で負担する徴収にも事務作業を始め、たくさんの労力がかかります。

 

その時間労力・実質労力を考えると、歳出改革などせず、そのままの予算感で進めて貰い、予算の組み換えで対策して貰えると前述の各労力は発生しない訳です。

そういうスキームで本件を政府や与党が考えているのであれば、

無駄な事をしていると言わざるを得ません。

 

行政業務には全て予算が伴います。

 

無駄な業務をしないことが予算圧縮に繋がり、国民生活のために使用できる予算を増額させられます。

 

与党並びに政府は既得権を守るために手を付けることができない聖域があるのであれば、国民負担<自己保身・既得権の計算式になります。

 

国民の前に聖域なく、徹底した形で歳出改革・事業の効率化を進めて欲しいと思います。

 

こうやって行って来いみたいな事業や手法を執っている制度ってどの位あるのでしょうか。

 

これを整理するだけで結構な金額が出せるのではないかと思います。

国会でお仕事ができるようになったら取り組みたいと思います。

ご期待ください。

 

さて週末の街頭演説の予定は下記の通りです。今週もがんばりますので、ご声援よろしくお願い申し上げます。

 

■2月24日(土)

10時30分 ~ マルナカ山陽店前

11時 ~ デオデオ山陽下市店前交差点

 

午後からは広報宣伝車で備前市・和気町にお伺いし、街頭演説を行います。

 

■2月25日(日)※多少の時間の前後がございます。

・10時30分頃 〜 マックスバリュー桜が丘店前交差点

・11時15分頃 〜 上市交差点 (山陽交番前交差点)

 

午後からは広報宣伝車で岡山市北区を中心に巡り、各所で街頭演説を行います。

 

今週も行政/市議会議員の経験を活かし、

皆さまに「なるほど」と思って頂けるようなお話をさせて頂きます。

 

(私の強みは行政経験/市議会議員の経験です。国会で行われる議事の進め方や討議、行政の仕組みが解るからこそ深まった議論が出来ます)

 

乞うご期待です。

 

公義の志 佐々木ゆうじ