こんばんは、公に義を貫くことを志としています、国民民主党 衆議院 岡山県第1区総支部長 公義の志 佐々木ゆうじです。

今週末は、事務職員の面接、評論家(歴史学者)としても有名な倉山満さんの勉強会へのご挨拶、能登半島地震募金活動などがあり、ハードスケジュールとなっており、いつも通りの定例街頭演説のスケジュールが組めません。

つきましては土曜日・日曜日と二日に分けての活動になりますがお許し頂きたく存じます。

 

※多少の時間前後もございます。

■1月21日(土曜日)

・10時~ Tio吉井店前交差点

 

■1月21日(日曜日)

・10時頃 ~ 天満屋ハピーズ赤坂店前

・11時頃 〜 セブンイレブン赤磐松木店前交差点

 

今週は、行革は決して緊縮財政推進ではなく、無駄を省き、必要なところへしっかり予算投入するための手段であることをお話したいと思います。

 

さて、私は赤磐市議会議員現職時代、行政に忖度することなく、納税者の代弁者として赤磐市の財政問題・行政運営に誰よりも厳しく向き合って来ました。

 

平成25年3月に行われた赤磐市議会議員選挙に初めて立候補したところ、多くの期待をかけて頂き、初議席をお預かりした訳ですが、議会入りして初めて予算書を診てビックリしたものがあります。

それは収支ですが、歳入は税収・交付金・補助金・その他歳入で予算総額が決まっているのですが、その中には市債(借金に当たるもの)が含まれており、支出総額と金額が合わせられていました。

 

普通(民間企業の意識)でいえば、借り入れはマイナス勘定に仕分けされますが、行政の財務は借入でも一旦収入に入ると正常な収入として計算されます。つまり放っておけば、返済できないところに辿り着くまで借り入れを行い続けることになります。

 

このようなことから私は抜本的な行政改革の声を上げた訳ですが、その結果、平成25年当時、390億円近くあった市債総額は、昨年三月に退職する時には約332億円まで減らすことができ、10年で約58億円も借金返済ができました。

 

これは私が行ったことではなく、市長や職員が財政意識をもって頑張ってくれたから達成できた金額になりますが、この58億円を削減したことで何が起きたかと申しますと、住民のために使用できる予算を若干ですが増やすことができ、現在では新しい街づくり(道の駅建設)などや、住民サービスの向上に予算を取る事ができました。

 

これらは予てより住民より要望の強かった取り組みである訳ですが、10年前、390億円近くも借金があるなかで、更に市債を発行して新市街地建設や住民サービスを実施していたら、今頃は返済に予算の多くが使用され、住民サービスの継続ができなくなっていた可能性があります。

 

限られた財源を効果的に使用する観点からも抜本改革が必要だった訳です。

 

現在、国の方でも国債に頼る財政運営が進んでいます。

 

しかしこの国債は国民の税金で償還(返済)していくことが法律に明記されている以上、返済の元となる国債元本を増やさない方が、行政サービスの向上になりますし、継続性も高まります。

 

ではどうやって国民生活ニーズに応えて行くかですが、優先順位の低い、あるいは企業や業界団体へのバラマキとなるような事業を総じて見直し、そこから必要な税源を生みだしていく方法が肝要だと思います。

 

必要な予算があるからこそ、将来に負担を残さない、現職国会議員が汗をかいて財源を確保していく、これが政治の責任ではないでしょうか。

 

(将来に責任を持つ政治を目指します)

 

今週はそんなお話をさせて頂きます。

乞うご期待です!

 

公義の志 佐々木ゆうじ