こんばんは、公に義を貫くことを志としています、公義の志 佐々木ゆうじです。

朝晩はすっかり秋めいて来ましたね。

先週は夜寝る時に窓を開けていれば快適に眠れる気温でした。

お陰で体力も少し戻って来たようで、日中の事ですが、お腹が空いてかないません。空腹感からちょいちょいパンなどを食べてしまうのですが、今日、春先に買ったチノパンを履こうとしたら少しお腹がキツイです。ちょっとやばい感じです(苦笑)

 

さて現在、物価高騰は続いており、9月8日(金)の時事通信では7月の実質賃金は2.5%減との報道がなされています。そしてこの現状を受けてだと思いますが、本日の地元新聞では、秋の臨時国会へ向けて政府は、物価高騰対策として賃金向上の政策を建てる方針との報道が掲載されていました。

 

そこで、明日の定例街頭演説では単なる賃上げに頼るのではなく、社会全体を底上げ、もしくは成長させる方法で所得を増やす方策を提言したいと思います。

 

テーマ「物価高騰対策への提言」

 

<定例街頭演説会の予定>※多少の時間前後もございます。

・10時30分頃 〜 マルナカ山陽店前

・11時頃 ~ デオデオ山陽下市店前交差点

・11時30分頃 〜 イズミYou&Meタウン駐車場前

・12時15分頃 ~ マックスバリュー桜ヶ丘店前交差点

 

さて、多くの政党が現在の物価高騰に合わせて、減税や財政支出増、賃上げ、物価高騰抑制政策などを打ち出しています。

 

財政出動増を除き、減税から物価抑制まで、どれも効果的ですし、できれば全ての取り組み(政策総動員)でこの現状に向き合うべきですが、一方で難しさを感じる部分があります。

 

それが賃上げです。

 

賃上げは企業が行うべきもので、

それぞれの会社にはそれぞれの都合があり、それぞれの状況があります。

そこに政府や政治である「権力」が介入するのはいかがかと思います。

 

そんなことをするのであれば、前述では「省き」と申し上げました財政出動増で、物価高騰分を毎月生活者に配分する方が直接的ですし効果が見やすいと思います。また民間任せという責任転嫁ではなく、政治の責任を果たす意味でも効果的です。

一方、財政のプライマリーバランスが取れていない現状で、物価高騰対策として支出を増やすと、将来負担増からかえって経済が壊れてしまうことになり、現状を救うため将来を犠牲にする政策となってしまいます(要は行革によってプライマリーバランスを取れば良いだけですが、お出来になられない与党・政府が存在する以上、このような表現になろうかと)

 

しかし現実に物価高騰に給与が追い付いておらず、実質賃金は下がっている訳ですから、なんらかの方法で所得を上げる必要は間違いなくあります。

 

そこで様々な状況や都合を抱える企業にどの様に賃上げに向き合って頂くのか?その政策が必要になる訳ですが、現在聞こえて来ているのは法人税の優遇です。

しかしこれであれば儲かっている企業は賃上げできるけども、売り上げが低迷している企業は賃上げする余裕はでないことになります。

そうなると都市圏に本社を構える大手企業にお勤めの方は物価高騰に応じて賃上げを受けることができ、そうでない企業にお勤めの方は充分な賃上げを受けることができず、賃金格差を拡げてしまう取り組みになってしまいます。

 

ではどうすれば良いのか?ですが、私の考える方策とは働き方改革の推進です。

 

例えばGoogle社であるとか、メタ社であるとか、リクルート社であるとかの大手企業では、勤務時間の内、25%(8時間勤務ならば2時間)は業務以外の仕事に費やして良いという勤務体系があります。多くの方はこの時間を活用して社内ベンチャーを立ち上げたり、スキルアップに役立つ勉強の時間にしたりしているとのことです。

 

まだまだ大手のみの取り組みですが、働き方改革として中小企業などにも奨励し、この方式を取り入れた企業には何らかのインセンティブを出す政策を建てるのならば、社内ベンチャーや副業で得た収入(給料とは別の収入になります)が物価高騰分を賄うことにもなりますし、またスキルアップに時間を活用し、業務変化を及ぼしてくれるようになれば会社の利益にもなります。

 

他方、現在政府では不足するIT人材の確保の為、リスキニングを奨励しており、25%枠の導入はこういった制度にも企業として積極参加することもでき、労働の流動性にも寄与することができます。

 

現在のインフレーションはコストプッシュ型のインフレであり、原材料の高騰が価格に転化されたものです。市場で動く数字が大きくなりGDPの底上げにつながっていますが、企業収益としては物価高騰前と変化はなく、そのなかで賃上げは企業の負担増になります。そういう中でどうやって各人・各家庭の所得を増やして行くのか?が次なる政策テーマになると思います。

 

明日はそんなお話をさせて頂きます。

 

(赤磐市で生活をする中で社会全体を感じ、政治として必要な事をたくさん見出しています。今後もがんばります!)

 

乞うご期待です!

 

公義の志 佐々木ゆうじ