平成25年3月に行われた赤磐市議会議員選挙に初めて立候補させて頂き、3期10年に渡り赤磐市を見続けてきました。
この間、財政の問題、住民生活に資する各種施策の企画立案、来るデジタル社会に向けての庁内体制の整備… どれをとっても遅れている状態となっており、どの課題も市民皆様の日常と将来の暮らしやすさに関係するものですので、これらの取り組みが遅れている現実は住民の不利益になるものです。
地方自治体の責務は「住民福祉の向上」です。
赤磐市はその責務を果たすべく、一丸となって一生懸命頑張っておりますが、人口4万4千人足らずの小規模自治体では、財政力・行政力も弱く、思ったような成果が出せていないというのが現状です。
そのうえで今一度、赤磐市の責務と、赤磐市で政治行政に携わる私の責務を考えたところ、前述のような不利な状況があったとしても、それを払い除けるアイデアを持ち、住民福祉の向上、市民生活のご満足に繋げるアクションを起こさなくてはなりません。
私たち赤磐市に一番近い場所に居る最大の理解者は岡山県です。
加えて岡山県と赤磐市は共通の課題を持っています。
この共通の課題感を、協力して解決することができるならば、停滞した赤磐市の状況は明るい物になると思います。
そのためには誰かが岡山県に入り、赤磐市に住む県民の状況を伝える必要があります。
そして県民の生活を守るため、慢性的な人員不足と厳しい財政状況のなか、赤磐市が一生懸命頑張っている現状を伝え、赤磐地域の各種課題は赤磐市だけの問題ではなく、岡山県の問題でもあることを訴える必要があると考えています。
赤磐市を良くする一義的な役割は市議会ですが、県の協力を取りつけるなどは市議会では出来ない仕事です。
このようなことから私はこの度、赤磐市の立場を主張し、市議会の仕事や市役所の政策推進について、県から協力を取り付けるため、県政で仕事をしたいと思い決意した次第です。
正々の旗を掲げ、堂々の陣を敷き、「赤磐市が良くなることは岡山県が良くなること」という姿勢でしっかり声をあげていきます。
この様な覚悟でございますので、引き続いて皆さまのご期待の先に置いて頂きますようにお願い申し上げます。
(赤磐市を良くすることは岡山県が良くなることです。今までそのことが県に対して充分に伝えることが出来ていませんでした。その伝える役割と協力を取り付ける役割を果たしたい、その想いです)
令和5年2月13日
公義の志 佐々木ゆうじ