おはようございます、公に義を貫くことを志としています赤磐市議会議員、公義の志 佐々木ゆうじです。
金曜日の夜中に鳴った緊急地震アラートにはビックリしました。
瞬間的にすぐ傍で寝ている娘を守ろうと動きました。
その動きを見ていた妻には、人間って熟睡状態からあんな動きが出来るもんなんだねぇと驚き半分という感じで言われましたが、私は娘を守らなきゃって必死でしたから、よく覚えていません。でもそんなに素早く動くことが出来ていたのであれば、今年は52歳になりますが、歳の割にはまあまあかなと納得感得ています。しかし地震って怖いですね。
さて本日は以下の予定にて、赤磐市の地域活性化策の強化として「商工観光振興企画のスキルアップ」という内容でお話したいと思います。
テーマ「商工観光振興企画のスキルアップ」
<定例街頭演説会の予定> ※多少の時間前後もございます。
・13時頃 〜 マルナカ山陽店前
・13時30分頃 ~ デオデオ山陽下市店前交差点
・14時15分頃 〜 マックスバリュー桜ヶ丘店前交差点
再びの新型コロナウィルスの感染拡大で都市圏は半パニック状態になっています。やはり人から人に感染するのがウィルスだとすれば、その人が交わる可能性が高い都市圏はどうしてもリスクは高くなってくるでしょう。
一方で人と人の心の距離は近いのですが、実際の距離を多く取ることが出来る地方(田舎)は、感染リスクは低く、普段の生活において安全・安心感が大いにあります。
地方創生・東京一極集中の是正を目指す現在の方針に基づいて現況を診ると、不謹慎ながら大きなチャンスを頂いていると思います。この流れを有効に利用して、安心・安全の街・地域として売り込み、都市圏からのI/U/Jターンの流れを呼び込みたいものです。
その為には田舎は田舎なりに、都会とは違った活気を創造する必要があります。
そこで本日のテーマとなります「商工観光振興企画のスキルアップ」のお話しになるのですが、現在、地元テレビ局にご協力して頂き本市赤磐市で展開しているイベントを例にして私の考えを述べたいと思います。
昨年の大晦日の深夜辺りから突如流れ始めたCMに「なんだろう?」と思われた住民の方も多いのではないでしょうか。
このCMは先に申しました、地元テレビ局にご協力頂いて展開している自転車を活用した観光イベントの告知コマーシャルになりますが、内容としては
- 市外からの参加者による市内交流人口の増加
- 交流人口の増加から地場経済の活性化
- 参加者の自転車を活用した健康増進
といった感じに地域資源を活かした赤磐市の取り組みとなります。
この企画を立ててくれたのはRSK山陽放送(TBS系)とのことですが、内容説明を受けていて、これはこれで良いのですが、もっと出来ることがあるのになぁと感じるところがあります。
例えば本イベントは、自転車に乗りコースを周ると健康増進に繋がり、その健康度合いがポイントとして貯まり、そしてそのポイントで商品が貰えるというルールになっております。
これは最近全国の自治体で流行となっている健康ポイントという企画ですが、ポイントに応じて貰える商品は地場事業者の産工業製品(下記チラシ参照)という設定になっており、コース上、または赤磐市内にはたくさんの飲食店・小売店が多数あるにも関わらず、ポイントに応じた割引や飲食の提供というものがありません。
地場の小売店、飲食店まで対象を拡げると負担多くなり作業も仕組みも複雑になります。当然予算も多く掛かって来ます。ですので出来る範囲でやるという考えも理解できますが、チラシの品目で止まってしまったのは、もうちょっと行けたんじゃないかなと思います。
またRSKさんの企画立案の段階でペルソナ設定にももうちょっと工夫ができたんじゃないかと思います。
赤磐市の観光施策としてサイクリングコースという地域資源を活用し、自転車を定番化させたいという気持ちが強いからでしょうが、それに応えるため、企画が市外からの誘客にターゲットを絞り過ぎになっていることから、市内在住者の掘り起しが充分にならなかったのかなぁと感じます。
市民の参加を促すとどんな効果が生まれるのかですが、例えば買い物などに行く際、自動車ではなく”自転車”を活用して頂き、その移動する距離に応じてポイントを付与、そしてそのポイントはスーパーなどで買い物する際や、市内飲食店で食事をする際に割引を受けることができるなどは、住民参加の脱炭素の取り組みともなり、SDGs項目に関係させることができますし、市内経済の活性化にも役立ちます。当然、市民の健康増進にも役立ちます。また、地域通貨制度という、地方自治体のなかで現在すこし流行って来ているキーワードになりますが、新しい行政施策への展開が可能でした。
(自転車は健康増進&脱炭素に繋がり、目に見える住民参加のSDGs取り組みです)
企画はナイスチャレンジですが、都会から移住定住を促すに色々なチャレンジを進めている自治体であるという注目が必要です。手間の掛からない良い加減のところで線を引くのではなく、もっと賑やかになるようもっとイメージを拡げ、RSKさんには企画を膨らませて貰う必要がありますね。
でもナイスチャレンジです!
この企画を基本として、市民(市内)に横展開を図っていけば良いのですから、第二弾、第三弾の展開を期待したいと思います。
こういうチャレンジをどんどん続けていきましょう!!
今日はそんなお話をさせて貰います。
ご期待ください。
公義の志 佐々木ゆうじ