本日、平成30年2月11日(日)に行なう定例の街頭演説会のお知らせです。
・13時30分頃〜 マックスバリュー桜ヶ丘店前交差点
・14時15分頃〜 デオデオ山陽下市店前交差点
・14時45分頃〜 マルナカ山陽店前

の予定で行います。

本日のテーマは「私の経済政策/景気対策」でお送りしたいと思います。

 

 

年に何度かマスコミさん達が有権者調査を行いますが、その際に出て来る「有権者が政治に望むこと」の上位にくるのが景気対策です。

 

その観点で本市赤磐市の経済政策を診た時、本当にこれが景気対策か?と驚きます。

 

まず何が驚くことかと申しますと、農業政策とマクロ(経済)政策との区別がなく、農業というワンイシューのミクロ的な観点で経済政策が語られている点です。

 

政治は広く平等に社会資本(構造)を考えるのが本旨です。その観点で申しますと一産業だけを取り立てて政策推進するのは間違いでありますし、また経済という広い視点が必要な分野において一つの分野・部門だけというのも矛盾すると思います。

そういう意味においては本市赤磐市における「経済政策とは?」という定義の再確認が必要だろうと思います。

さてイントロダクションは以上ですが、今回の定例街頭演説のテーマは「私の考える~」が趣旨ですので、赤磐市の経済政策について以下お話を申し上げたいと思います。

 

まず先に申しました現在市長の方で進めている経済政策(農業政策の拡充)については、私も賛同するところです。

 

農業従事者は本市においては約3割弱いらっしゃる点から考えると基幹産業の一つと申し上げて過言ではありません。またその農業においては「えれぇばかりで儲からん」と言われるように、生産から出荷までの構造上の問題が多数あります。ですので、これらの点を改善し「えれぇけどやりがいがある」「えれぇけど儲かる」農業に政策を以って改革することは約3割の方々の収益を上げることに繋がり、市内の消費が活性化されることにもなります。

 

しかし問題は農業産業は農協独占市場ともなっており裾野が狭く、二次・三次のハレーション効果が乏しく政策がそこで止まってしまうことにあります。

 

農業従事者は儲かるようになった、しかし7割の年金生活者、会社員には恩恵がないのです。これが現在の赤磐市、ともざね市長が推進する経済政策です。

 

それに対して私の経済政策は、先に申しました農業政策に加え、インフラ整備を進める段で発生する公共事業を景気対策に位置付けたいというものです。

 

どういうことか説明致します。

 

現在の公共事業は限りある予算の関係で、かなり事業者さんに頑張って貰っている状態です。

従業員の賃金を切り詰めたり、古くなり上手く使えなくなった作業道具を工夫と経験で使い回すなど、予算圧縮に努めて貰っている状態です。

 

私は不必要な公共事業を行うつもりはありません。

 

しかし私たちの赤磐市は岡山のベッドタウンと呼ばれたりする割りには生活インフラが十分整っているとは言えない状態です。

ですので都市型に相応しいインフラ整備を進めるということは良き生活・住環境を創造するということでもあり、地方創生である移住定住を増やすことにもなります。ですので必要なインフラ整備をもっとドンドン進めて行こうというのが私の考えですが、予算が十分確保できない状態でインフラ整備(公共事業)を行うので、本来であれば裾野が広く様々な業界に経済的恩恵をもたらす建築土木関係の仕事が効果出せずに終わっています。

もっと市が発注する公共事業について予算があれば、古くなったドリルの先を替えて貰って効率的に仕事を進めて貰えます。また最新の機材を導入して貰い施行技術を高めて貰えます。

その結果、道具屋さんや問屋さんが儲かるようになり、最新技術は市内外の仕事に転用活用されるようになれば事業者さんの利益増に繋がり、賃金上昇や雇用を生みます。

このように本来であれば様々な良い可能性を秘めている公共事業ですが、残念ながら十分生かし切れていないというのが本市赤磐市の状態です。

ですので私は不用な公共事業を乱発しなくても、この様な現状を本来あるべき姿に戻すだけで経済効果が出て来ると考えており、市長の進める農業政策に加え、公共事業の適正化を進めたいと思っています。

 

先ずは農業と適正化された上でのインフラ整備を土台基礎とし、インフラ整備/街創りをドンドン進めることで外部からの民間新規参入を促して参ります。

 

想像してください。

 

場所は未定ですが、いつの日か岡山⇔赤磐間に専用の鉄道レールウェイが敷かれ、新設赤磐駅の周りに街が形成されていく過程を…。

私はそんな街づくりを本気で夢みています。

 

私たち世代はそんなことが出来ます。

 

これから益々地方分権は進むでしょう。

 

それは可能性に満ちていることを表します。

 

要は何を目指し【努力】するかです。

 

これから一丸となって赤磐改革を進めましょう。

 

佐々木はその先頭に立って頑張りたく存じます。

 

公義の志 佐々木ゆうじ