本日、平成29年11月12日(日)に行なう定例の街頭演説会のお知らせを以下の通り致します。
・11時頃〜 マルナカ山陽店前
・11時30分頃〜 デオデオ山陽下市店前交差点

・12時15分頃〜 マックスバリュー桜ヶ丘店前交差点
の予定で行います。
今回の街頭演説のテーマとしましては、「山陽団地の活性化に名を借りた建築利権」でお話させて頂きます。

 

 

さて、今回のテーマは新聞に載りそうな内容ですが、実際の話として現在、私達、赤磐市(市役所)で着々と進んでいる話です。

加計問題にせよ、森友学園の土地取得の問題にせよ、行政の不正に関しては合法と非合法の境目はどこにあるのか?が焦点になり、

これが警察などが捜査に着手する際の重要な視点ともなりますが、賄賂などの受諾が立証できなければ、あくまでも行政を進めた体となり合法の範囲となります。

しかし収賄という刑法違反の有無は別として、いずれにしても市長が特定の者に便宜を図り行政を執行するという視点は、やはり道義上許されざる行為と定められると思います。

「依怙贔屓(えこひいき)」

これは加計学園の問題と同じ構図ですね。

 

お話を元に戻させて頂きますが、現在、住民が高齢化し、生活の利便性が低下している山陽団地。

この現状を好転させるべく、有識者などが集い活性化方針が話し合われています。

この有識者会議は現在までに4回目(10月11日開催)を数え、様々な角度から問題点や課題点が検討されています。

山陽団地に住む方々からみれば何とも頼もしい限りですが、実際の議論からみるとそうではないようです。

 

〇ブログ
「山陽団地活性化に名を借りた利権あさり(まとめ)」(2017年07月02日)

https://ameblo.jp/asapcase3/entry-12288843433.html

 

〇平成29年6月25日 定例街頭演説の内容

「山陽団地活性化に名を借りた利権あさり」

https://ameblo.jp/asapcase3/entry-12286768359.html

 

〇平成29年5月14日 定例街頭演説の内容

 「これは住民投票案件だと思いますよ」

http://ameblo.jp/asapcase3/entry-12274499784.html

 

〇平成29年5月28日 定例街頭演説の内容

「何を街創りとするか議論出来てません」

http://ameblo.jp/asapcase3/entry-12278393135.html

 

などでも書かせて頂いていますが、

山陽団地の活性化方針は住民の声を反映させたものでなければならないという大前提があります。

その前提において大半の住民の声は「歩いていける距離を便利にして欲しい」です。

便利…そこから細分化していくと、 

高齢化で体力低下し丘陵の登り坂がキツイ、(高齢で)自動車の運転が難しく移動の利便性が低下する、生活資財を購入しようとしても歩いて行ける距離にない、等々、高齢化に伴う現状が浮かび上がってきます。

これが山陽団地の抱える問題になる訳ですが、これら問題を解決するためには、130件を超える空家に入居を促し住民数を増やす、公共交通網の充実整備を進める、再びショッピングセンターを活用するなど、取り組みが必要です。

しかしショッピングセンターひとつを取っても、現在、持ち主さんがいらっしゃり、約1億5000万円の値段がついています。

それを購入して小売店を開くということになれば採算性が合わず、民間企業では参入が難しくなります。

それであれば行政が購入すれば…となる訳ですが、行政とてお金がある訳ではなく、現在、私達の赤磐市は382億円の借金を返済しようと行政改革に着手しているところです。

この様な事情から、民間企業に参入して貰いやすい環境を整備する方針が検討されている訳ですが、その場合、山陽団地内を活性化するのではなく、山陽団地を降りた周辺開発に力を注ぐようになります。

 

どうして?

 

答えは単純です。

山陽団地は高齢化で今後ますます人口が減少するでしょう。これを止める手立ては国でも持っていません。更には現在人口も約5000人となっており商業(儲かる儲からないベース)で考えたところ、この規模相手じゃ儲からないので民間企業が参加しない訳です。でも山陽団地を降りた周辺を開発することは儲かる可能性がある。

だから周辺開発の話となる訳ですが、しかし住民からみれば、もし山陽団地を降りた辺りが活性化して賑やかになったところで、前述した問題点は解決されていない訳です。いうならば山陽団地の活性化に名を借りた周辺開発となります。

 

これが現実になりつつある現在、議員の誰もこのことに意義の声をあげていないのはどうしてでしょうか?

 

今日は山陽団地の活性化に名を借りた建築利権についてお話します。

 

乞うご期待です!

 

公義の志 佐々木ゆうじ