テニスの4大大会の全豪オープン第4日は16日、メルボルン・パークであり、男子シングルスで錦織圭が4年連続の3回戦進出. 2回戦でドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)に6―1、6―1、7―6で完勝した. 3回戦はドナルド・ヤング(米)と対戦する. 同2回戦では2009年全米オープン優勝で世界ランク5位のフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)が同62位のロベルト・バウティスタ(スペイン)に敗れる波乱があった. 女子シングルス2回戦では初出場の奈良くるみが第32シードのマグダレナ・リバリコバ(スロバキア)を6―4、6―3で破ったが、森田あゆみは元世界ランク1位のエレナ・ヤンコビッチ(セルビア)に2―6、0―6で完敗. 女子ダブルス1回戦ではクルム伊達公子、張帥(中)組がアンドレア・フラバーチコバ、ルーシー・サファロバ(チェコ)組に4―6、4―6で敗れた. 暑さのため屋外での試合が約4時間中断され、女子ダブルス1回戦に出場予定だった宮村美紀らの試合は延期となった. 認知症の高齢男性から現金1千万円をだまし取ったとして、福岡県警は27日、準詐欺容疑で北九州市の介護職員ら男女3人を逮捕し、発表した. 県警は認否を明らかにしていない. 逮捕されたのは、北九州市小倉北区高尾1丁目の無職松尾光信(48)、同市八幡西区藤原4丁目の介護職員矢野みゆき(52)、同区永犬丸2丁目の介護職員寺田香(30)の3容疑者. 若松署によると、3人は同市若松区浜町の認知症高齢者の介護施設に施設管理者として勤務していた. 2010年8月18日に共謀し、施設に入居していた男性(83)を同区内の郵便局に連れ出し、男性が心神耗弱の状態であることに乗じて、口座から現金1千万円を引き出させ、全額を男性からだまし取った疑いが持たれている. 12年に施設関係者から「経理に不審な点がある」との相談が警察にあり、容疑者らに事情を聴いたことが事件発覚につながった.