父は天に召され | アンティーク素材であなただけの特別な手作りお守りブローチ【asanui あさぬい】

アンティーク素材であなただけの特別な手作りお守りブローチ【asanui あさぬい】

私らしくお洒落を楽しみたい。希少な材料で特別なもの。身に着けるだけでお守りみたいなブローチ、布小物を作っています。

職場で休みどうしてたの?
と聞かれると
いつもと違い

珍しくしゃべりまくる私。
父が亡くなりましたと話し出すと
止まらなくなりそう。
おかしいよ。

ドラマの主人公みたいに

そんなのひけらかして
嫌な私を見てるよう
でも
今回はどうか救い上げて。


普段は自分のこと
あんまり話さない方だから。
誰かに聞いて欲しいのか?

やり場のない気持ち

モヤモヤしてくるから

整理をしたくてブログに書くことにしました。



10月17日(土)

父が入院してから約3週間
容態が急変し亡くなりました。

満83歳でした。

足の痛みで歩けなくなり、
入院しましたら
肺に水がたまっていたそう。

それだけで
じきに退院するだろうと
私は安易に思っていました。


父は
糖尿病、咽頭ガン、心不全を持っていたことや

今回の検査で
骨のガンが見つかりました。

驚きました。
いつから?
意味わからないし。



体力的に抗がん剤は無理だろう
とお医者様から言われました。 

この夏、父は食欲が落ち
近所の病院で点滴をしながら
ゆるやかに過ごしてたのです。
畑には行けなくなりました。



お医者様から具体的な話があって
3日後に父は亡くなりました。


病院からの電話で
『心臓が止まりました。』

『弱った体を傷つけるだけですので、
延命措置はやめた方が良いかと、、、』

お医者様からうながされるように

心臓マッサージを止めることは、

母が最後の判断をしました。

辛すぎます。


コロナ禍で面会は禁止ですし、
治療の相談で
面談に呼ばれた時

10月に2回、父に会いました。


車イスでやってきて、
私たちの会話を聞いてるのか
分かってないのか?
うなずくぐらいの意思表示でしたが、

母が歩きたいでしょ?と尋ねたら、

咽頭がんで声がでない父は

『歩きたい』

と2本指を動かして示しました。





あと

『コーヒー』

と紙に書きました。

いつも飲んでいて欲しいのだと
母が言いました。

急いで間に合わせで2本コーヒーを渡しました。

『お父さん、またね』

とあわてて私は言ったけど、

背中を向けて去るところで
父には聞こえてなかったでしょう。


私は仕事を休んで
面談に行く時間をうっとおしがったこととか
悔やまれました。


父が亡くなった後の母は

辛くあたったや
優しくできずだったと
謝りながら
嘆いていました。



緩和病棟の話もこれから
進めていくはずだったから、

覚悟しているつもりでも
急すぎて

心臓が止まったとはいえ
ぬくもりがまだ残る父に触れて

30分後にはもう冷たくなってしまい

あっけなく去ってしまい

後悔先に立たずなんです。

家にいる時に
父にもっと会いに行って
声をかけておきたかった。



寝ても
夜中に思い出し目が開いて
思い出が回想されるのです。



肉親との別れは
誰もが通る道でしょうし

いつか来るものだけど

身が締め付けられるような想い
を感じています。

お葬式を終えて
2日後から私は仕事に戻りました。
早いかなと思ったけど、

妹が実家に戻っているので
母のそばにしばらくはいます。

私は
仕事しつつも
本調子ではなく
泣いたり、

現実に戻るのに

実感がない感じなんです。



昨日は体ごと地面に転びました。
滑ってしまいました。
足首を少しひねったかな?
転ぶなんて恥ずかしい。


しばらくこんな調子で
気持ちの整理をしながら
ブログを書いていきたいと思います。