昨夜作っておいたカレーを温めている。

次の日のカレーは冷たいまま、

ほかほかご飯にかけてご飯の温度で食べるのがうまい、

と深夜食堂には書いてあった。

確かにそれも美味しいけれど、

私はやっぱり温めてから食べる。


カレーは昨日のちゃんこなべの残りを強引にカレーにしたもの。

だからちゃんと正規の手順を踏んだカレーより、塩辛い。

牛乳と無塩トマトジュースをドバドバ投入して、

なんとか味を落ち着かせて火を落としたのに、

今朝になったらやっぱりまだ塩辛い。

再びミルクとトマトジュースを投入。

いつもより黄色っぽいカレーになってきた。

これはこれで美味しそう。


リンゴを摺って入れようか少し悩む。

リンゴと蜂蜜は家にある。

でも元々ルーに入っているのに更に加えるのも徒労な気がして

蜂蜜だけにする。

蜂蜜は、ほら。

蓋とってちょっとチューブ押せば入るから。

すりおろすという行為は、なかなか敷居が高いのですよ。

要はメンドウクサイ。


この時点で量がまた増えている。

カレーを作ると、隠し味と称したいろんなものがどんどん入って行って

4人分が6人分くらいになってしまう。

嬉しい誤算。


今日のカレーを命名。


まるまる ごろごろ カレー


皮つき新じゃがと芽キャベツ、そして鍋の具だったとりつくねの

まるい具ばかりのカレーなので。

見た目はお子様。

味は塩から。

子役のあの子たちのように、裏表のある味です。


鍋を弱火にしてあと5分。


いただきます。