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高校一年生のとき不登校になり
家にひきこもった次男は、
高校を休学、退学後、
通信制高校サポート校へ
通うようになりました。

少しずつ元気を取り戻した次男は、
一般入試で志望校に合格し、

この春から大学生。
親元を離れて
一人暮らしをしています。


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どうか卒業するまでは


次男のおばあちゃん(私の母)は、
次男が部屋にひきこもって
学校に行かなくなった苦しい時期に、
病気が見つかりました。


病気の治療のために、

月に2回、

大きい病院へ通っています。



いつも病院へ送っていってくれる

親戚のおじさんが用事があるとかで、

急遽、仕事を休んで、

病院に送り迎えをしました。



CT検査を受けた

おばあちゃん。


「少し大きくなってた。」


「今の薬が効かなくなったら

もう(薬は)ないよ

と言われたよ。」


と言うので、


「そうか。」としか

返すことができませんでした。



「◯◯◯◯は、元気にしている?」

と、次男のことを聞かれて、


「うん。元気にしてる。」

と答えながら、


この夏、

次男が帰ってきたら、


いっしょにどこかへ

美味しいものでも食べに

連れて行ってあげたいなと

思ったのでした。



どうか

次男が大学を卒業するまでは

元気でいてほしい。




我が家は、

母さんも父さんも

仕事で遅くなることが多かったので、

次男たちの食事は、

おばあちゃんが作ってくれることが

多かったです。



次男が小さい頃、

「おばあちゃんの作る料理、

世界一おいしいね!」


と言いながら、

モリモリ食べていたことを

よく覚えています。



次男は、

おばあちゃんを喜ばせるのが

上手でした。



娘の私が

言えないことを


次男が代わりに

さらりと言ってくれていると

思うことが多くありました。



大学が

休みになったら

帰っておいで。


次男が

「ただいまー。」

と言って

おばあちゃんの家に行ったら、


きっと

おばあちゃん、


「よくきたな。」

って

目を細めて喜ぶと思うよ。