高校一年生のとき、
不登校になり
家にひきこもった次男は、
その後、
通信制高校サポート校から
大学進学を目指しました。
この春から大学生です。
入学式
4月の初めの
仕事が一番忙しい時。
ものすごく迷いましたが、
大学の入学式に行ってきました。
お互いに、
事情があって
仕事を休まなければならない時は、
助け合っていこう、
そうやって
これからもやっていこう、って
職場の人に
言ってもらえたから、
その言葉に
甘えさせてもらいました
入学式会場のある街の
中心にある大きな駅で、
次男と合流し、
そこでいっしょに
昼食をとりました。
平日なのに
人が多くて、
同じような色のスーツを着た
おそらく
入学式に向かう、
または
入学式を終えた
学生らしき若者たちと
たくさんすれ違いました。
後から調べてみたら、
近くのいくつかの大学が、
同じ日に
入学式を行っていました。
次男の第一志望だった大学も
その後、
電車に乗り換えて、
入学式会場へ行きました。
入学式会場は、
大勢の学生でいっぱいでした。
小さな
通信制高校サポート校出身の次男。
今までの環境と
大きく変わります。
だけど、
人が多くいればいるほど、
きっと気が楽になるんじゃないかな。
いろんな人がいて
いろんな価値観があって、
誰かと群れていなくても、
一人で凛とした人もいる。
たくさん人がいるから、
他人から自分が
どう見られているかなんて
そんなに気にしなくていい。
いろんな地域から集まっているから、
どこの高校出身とか、
そんなこと関係なく、
周りの目を
気にすることなく、
学生生活を送ってほしい。
そんなふうに思いました。
一日に数回に分けて行われた入学式の
一番最後だったので、
終わるともう帰りの列車の時間が
近づいていました。
人の流れにのって会場の外に出て、
次男と合流し、
家に帰るために急いで
駅へと向かいました。
帰りはとても慌ただしくて、
次男の写真も
やっぱり撮れなくて、
後ろ姿を一枚だけ
撮りました
夕食も
駅にあるレストラン街で
次男といっしょに食べたかったけど、
そんな時間もなく、
駅で次男を見送ってから
職場の人たちに配るお菓子と
列車の中で食べるお弁当を買って、
列車に乗りこみました。
大学の入学式。
行こうかどうか迷ったけれど、
次男の新たなスタートの日です。
行ってよかったです。
行かせてもらえてよかったです。
卒業式では
泣かなかったけど、
ちょっと油断してました。
入学式をみたら
今までのことを思い出して、
涙がにじんできたことは
次男には内緒です