白い芍薬咲きました。


白はなかなか咲きにくいのですが


今回は見事に咲きました。


華やかな大輪の花を


咲かせる芍薬とボタンは


よく似ていますが、


違いが一番わかりやすいのが


葉の形。


芍薬の葉は、細かいギザギザがなく、


ツヤを帯びて全体的に丸みがありますが


ボタンの葉は、


葉先がギザギザしており


ツヤがありません。


ボタン科ボタン属


原産地はアジア北東部


花言葉は


慎ましさ


恥じらい


夜に花びらが閉じる性質から


これらの花言葉がつけられました。


恥じらいは、はにかみ屋の妖精が


芍薬の花びらに隠れたときに、


花びらなが同じように


赤く染まってしまったという


イギリスの伝承に由来しています。


赤   誠実


白   幸せな結婚


ピンク はにかみ


立てば芍薬、座れば牡丹、       


歩く姿は百合の花


これは、美しい女性の


立ち振る舞いを例えた諺ですが、


芍薬はスラリとした茎の先に


花を咲かせることから


女性の立ち姿、


牡丹は枝分かれした横向きの枝に


花を咲かせることから


女性の座った姿、


百合は風に揺れる姿が美しい


ことから女性が歩く姿を


表していると言われています。


芍薬や牡丹は、昔から


生薬として服用すれば、


女性ホルモンの分泌を整え、


肌も美しく艶やかになると


いわれてきました。


その美しさを女性に


例えられてきた花ですが、


女性の内側からの美しさにも


貢献してきた花ともいえます。