諸事情は省くが、日曜に大学病院緊急外来で家人が受診した。
病歴がながいので、ここでしか見てもらえない。このあたりの事情ははぶく。
処置中の3時間ほど、私はただただ待つだけ。
まわりの会話も耳にはいる。
昭和一桁のご老人
1.昨日(つまり土曜の緊急外来)でもらった薬を無くしたと、受け付けへ
とにかく、薬が欲しいの一点張り
診察券はすぐでたので、一旦診察して(そら薬だけはだせないよね)
看護師さんか看護助手さんが、待合で薬を渡す(別の場所の薬局まで行けないだろね)
薬はレジ袋に入っていた。
2.そのご老人、レジ袋はいらん、いらんお金かかるし・・・。
会計は後日振込用紙を送付という段取り・・。
ここでまた、
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薬が欲しいのリピート
別の看護助手さんが待合の椅子の下とか探して、
ずっと座っている私に知らないかと聞いてこられる。
2.の顛末を答えると、ご老人に鞄の中を確認させてと、ご老人の一緒に探す。
そこには前日と今日もらった薬が鎮座していた・・ちゃんちゃん
この話はここで終わらない。
ご老人はバイク出来たらしく、ヘルメットがないと探し出す。
ここで、受付の人や看護助手さんがヘルメットを探し出す。
私はここで、医師に呼ばれたので、
ご老人がバイクできたのか、ノーヘルできたのか、はたまた、徒歩できたのか知るよしもない。
医療関係者のご苦労はいかばかりかと思う。