私の母親は 2017年3月に84歳 単純な医療ミスで亡くなった。

 

 長年の糖尿病でインスリンを打つまでになっていて、

糖尿病性腎炎で片方の腎臓一杯に結石ができて、

急性腎盂炎で救急搬送されたのが、多分それより5年前。

 軽い認知も始まっていて、自宅で昼間独居の生活は無理と

兄もケアマネも判断して、入院中に介護度の判定をやり直して、

 ヘルパーと訪問看護から初めて、インスリン注射を内服に変え、

ショートステイのロング利用になった。

まあ、それからが「いつまでここにとじ込めておくの」と

電話攻撃が日に3回はじまり、兄も夫もふらふらになり、 

老健に移り、そこでも上手くいかず、骨折をして入院して、ショートスティにもどり

新設の特養の最後の一室に滑り込み、

介護双六の上がりと言われる特養で1年半すごして。。。。

 

 私は、約5年間、部屋の掃除と介護の手続きに通った。

全く、知らない土地で役所まわりは大変だった。

 

 あととき、医療ミスさえなければ、母は、特養で過ごしていて、

私は見舞いに通っていたのかもしれない。

 自分の乳がんの診察が5年間があいてしまった事情の1つが母の介護です。

 

 母が生きていたら、私は乳がんの発見が遅れ手遅れになって母より先に

死ぬことのなっていたかも知れない。今日そう思えたので、

医療ミスによる、母の死もやっと受け入れられる