上海日記

13〜17日まで、「EAST ASIAN NIGHT -42nd INTERNATIONAL COUNCIL FOR TRADITIONAL MUSIC WORLD CONFERENCE SHANGHAI 2013」のため、上海に行っていました。

今回は津軽じょんから節の演奏と、韓国・中国・ベトナムの民族楽器・合唱・上海フィルとの現代曲の演奏があり、着いた日に早速アジアの楽器だけでのリハーサルが上海音楽学院にてありました。

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韓国の楽器
左から「杖鼓(チャング)」、「玄琴」、「牙箏」

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弓で弾くお箏「牙筝」を体験!難しいっ!音がでない…

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リハからの帰り道、日本料理屋を発見!初日だし、日本料理行ってみますか!ってことで店に入りメニューを見ると、驚愕の値段。

8円、12円、28円、アサヒビールは25円、ワインは750mlで200円!!
日本料理屋だから、やっぱり円-¥-で書いてあるんだね〜なんて。

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何なんだこの安さは!まるで駄菓子屋!(笑) 好きなもん食べていーぞー!的な感じで、食べ放題、飲み放題。シメにはフォアグラチャーハン!美味しかった、満腹だよ〜(-_^)

さぁ、お会計をっと…

……ん?

店員との意思疎通がうまくいかない…


したっけ、円と中国元の記号「¥」って一緒だったらしい!!ガビーン……。知らなかった。予想以上のお会計に!(汗)

よく考えたらそうですよねぇ、椎茸焼き8円って、10円アメより安いもん。こんなに美味しくてそんなわけない。笑
また一つ学びました。

その帰りコンビニに寄ると、

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リポビタ開いてますけど!!

なんて光景も目にしたり。
こうして上海生活が始まりました。



次の日は、昨日のアジア楽器隊に加え、上海フィルハーモニックオーケストラ、上海音楽学院女声合唱団の皆さん、パイプオルガン奏者のDan Wuさんなど、出演者勢揃いでのリハーサル。今回みんなでやる現代曲は、約30分の曲。しかしそんな長さを感じる暇もないくらい、譜面と指揮者をガン見!そんなリハーサルでした。色んな楽器のいろいろな音色が入り交じり、とてもいいサウンドです!!

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2日目のリハの後は、ちょっと観光を。映画で見るような光景が広がっています。

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しかしヒヤヒヤすることも度々!路上でもそうなのですが、ましてや写真のようなこんな狭い道でも、がんがんスクーターやらチャリンコが走ってくるんです。しかも今回見たほとんどのスクーターは電気スクーター。だから音もなく近づいてきて、気がつくと「ブーブー!ピーピー!」クラクションを鳴らされる。少しはそっちもスピード落とせよな〜とか思いながらも、ちょっと楽しい…笑



さぁ、いよいよ本番日!
ホールの入り口には、クラクション禁止の標識。

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とても大きくて、きれいなホールでした!

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上海フィルの皆さんも続々と集まってきます。

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ここで、アジア楽器隊の他の楽器を紹介しましょう!

まずは中国のCheng Gongliangさんが演奏する「古琴」
生音はすごく小さな楽器なのですが、ハーモニクスを多用する素敵な音色。多らかな気持ちになる音色でした。

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次に、Nguyen Van Khueさんが演奏するベトナムの「Day-lute」
三味線の2倍くらいの長さで、絃は3本。胴の部分は桐でできており、竹?の短い棒のようなもので弾く楽器です。しかし糸巻きの付き方は、三味線とは逆。

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僕も弾かせて頂いたのですが、めちゃくちゃ難しかったです!撥の角度、絃の押さえ方、ピッチの合わせ方、本当に難しい。でも彼の演奏はマジでかっこ良かったです!!

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最後に中国の横笛「Zhu di」、篳篥(ひちりき)のような音がする「Surna」を演奏されていた皆さんと。

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以下、記念撮影大会〜!

ベトナムの打楽器奏者、Pham Dinh Hoangさん

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「古琴」Cheng Gongliangさん

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左から、韓国の
「玄琴」Park Jin-heeさん
「牙箏」Hyun Jungaさん
「杖鼓」Han Jooyeonさん

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みんなで演奏した現代曲を作曲された先生、YE Guohuiさん

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アジア楽器隊で!

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国境を越えて、たくさん友達ができました。皆さんに感謝します。そして、とてもお世話になったサイティとリモにも感謝します。みなさん本当にありがとう!また会いましょう!!

文化って、生でふれないとわかんない。テレビや本、インターネットやCDだけでは絶対に分からないことがいっぱいあるんだなって、思いました。

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sho