経済の専門家でもないどころか、簿記の資格すら持っていない私ですが・・・国家の財政と、家計や企業の会計の仕組みが全く違うことくらいはわかる。

 前にも書いたけど、人類は「価値」を交換したり保存したりするツールとして「お金」という概念を作ったと思っている。当初は、金本位でも信用本位でもなく「価値本位」みたいな感じだったのかもしれないとか勝手に想像している。

 国が、国内で価値を流通させるためのツールとして「お金」を市場に投入する。みんなでそれを使って価値のやり取りをする。媒体ツールである「お金」の方が「市場にある価値」より多いと価値の取り合いになるから、「お金」を適量になるように回収する。お金が局所に溜まりすぎると「価値」の流通がうまくいかなくなるので、あるところからとって、ないところへ充填して極端な差ができないようにする。

 基本的には「税は財源ではない」と理解している。(予算規模を考える時に世の中で生み出されている価値の総量とか価値を生み出す能力とかと考え合わせるために、税額と予算額をリンクさせる必要性はあるかもしれないけど・・・素人の勝手な想像)

 

 数年前に水道橋が崩落して、集落がしばらく断水におちった事故があった。上下水道のインフラの老朽化がわかっていながら地方自治体のお金がなくてそのままになっているという話は随分前から聞かれていた。

 昨日のyahoo!ニュースの記事を見ると、道路陥没の主な原因は、主に、道路の排水施設(側溝など)や管路(下水管や雨水管など)の劣化や腐食、浸入水などによるもの(国土交通省資料)。そのうち、下水道管路に起因する道路陥没は年間2600件(2022年度)。

 インシデントを通り越して、アクシデントが頻発している。にもかかわらず放置せざるを得ない。さっきのお金の仕組みから考えるとあり得ない。むしろデフレの時に、市場にお金を注ぎ込む絶好のチャンスでもあるのではないかと思う。

 

 お金を注ぎ込んで、ちゃんとインフラ整備して・・・と思う一方、この災害の多い日本では、「大型施設での集中処理と長いライフライン」というスタイル自体見直した方がいいんじゃないかという説もある。

 確かに、衣食住もインフラも地産地消も育てていけるといいなと思う。井戸水で浄化槽、プロパンガスとなると水質の不安や費用負担を考えて敬遠したくなるけど、災害には強いかもしれない。排水に、もっと責任を持つ意識も高まるだろうし。

 

 お金に対する意識の改革も必要と思うけれど、生活スタイルも考え直す時が来ていると感じる。