税理士集団の中で要職を務める税理士さんの話を聞く機会があった。
非常に勉強になった。
雇われて働いている間には感じられないようなリアルな話も聞くことができた。
とても良い話だったんだけれど1点・・・国の財源のために、しっかり税金を納める、という話が出てきた時には大変がっかりした。
そこは論点ではなかったので、それ以上の話にはならなかったので、本心なのか、建前なのかは定かではないけれど、「少なくともそういうお立場の方がそう言う」と言うことに危機感を感じる。
私の勝手な解釈だけれど、言語が情報をやり取りしたり蓄えたりするためにあるように、お金は価値をやり取りしたり蓄えたりするためにあると思っている。
為政者は、民が価値のやり取りを円滑に行えるように「お金」を与え、偏ったらたまり過ぎたところから回収して足りないところへ配る。世の中にある価値より「お金」の方が増え過ぎたら間引く、足りなかったら注ぎ足す。納税の義務は、この機能を「特権階級」だからと言って拒否できないように縛るものだと考えている。
借金させてまで税金を取るとか、理解できないけれどなんで?
ついでに言うと、国債を借金と呼ぶ人がいるけれど、誰に返す借金?
などと朝っぱらから考えいる。