いくつも書きかけのものがあって、まずは完結させていこう〜

で、4月11日に書き始めたこの記事

 

長年、「売れること」「お金を出してもらえること」がその事業や仕事の価値判断基準だった。判断基準の一つではあると思うけれど、これを唯一の正解としてしまうと、お金を出せる人向けのサービスは価値があって、限られたお金をやりくりする人へのサービスは切り捨てられてしまう。「お金にならない仕事」の中に本当に大切な仕事がある。そのための公共事業のはず。

交通インフラも、教育も、医療も、福祉も、水道や防災にまでも、市場経済理論を持ち込む。採算重視で取捨選択する。地方を切り捨て弱者を切り捨てる。「受益者負担」とか「ノーワークノーペイ」とか、そのれが正のこともあると思うけれど、全てにそれを当てはめてしまおうとする横暴を感じる。

お金にならなくても大事なことはたくさんある。そこには国がしっかり責任を持って、人もモノも金も知恵も情報も注ぎ込んでいって欲しいと思う。少なくとも日本ではやろうと思えばいくらでもできる。今ならまだ間に合う。このまま行くと財政ではなく日本人が破綻してしまうよ。