わしは産まれた。太陽の光を浴び、大気を呼吸して生きている。ほんとに私は生きている。
見よ。あのいい色の弓なりの空を。そしてわしの素足がしっかり踏みしめている黒土を。
生いしげる草木、飛び廻る禽獣、さては女のめでたさ、子供の愛らしさ、ああわしは生きたい生きたい。
「出家とその弟子」倉田百三
生きているという実感が、よろこびの中で伝わってくる。すぐに裸足になって土を踏みしめたい衝動にかられた。自分が生きているということをもっと素直に感じたい。自然の中に身をゆだねたい。生きていることをもっとよろこぼう!
朝凪
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