10月から「長期収載品の選定療養」が始まり、
ジェネリック医薬品がある先発医薬品を希望すると、
追加の「特別の料金」を支払うことになりました💧
後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
ただし、医療上の必要性により、医師が銘柄名で処方(=後発品への変更不可)した場合や、
薬局に後発医薬品の在庫が無い場合については、選定療養の対象外になるみたいです。
でも、いくら先発品とは同じと言っても、ジェネリックは接着剤や添加物が異なるから、
副作用が心配…と思っていましたが、調べてみたところ、
「オーソライズド・ジェネリック(AG)」というものがあると知りました💡
先発医薬品と、原薬・添加剤・製造方法等が同じジェネリック医薬品なのだそうです。
たとえば、私が婦人科疾患の治療のために服用している「ディナゲスト錠0.5mg」(先発品)
のメーカーのモチダは、オーソライズド・ジェネリックの「ジエノゲスト錠0.5mg」も作っています。
「ジエノゲスト錠0.5mg(モチダ)」は原薬製造・添加物・製法・製造所が先発品と同一で、
下表のAG(例2)に該当します。
同じメーカーが同じ製法等で作っているのに、
先発品とオーソライズド・ジェネリックでは、なぜ値段が違うのか…?
オーソライズド・ジェネリックは「Authorized Generic(略してAG)」、
「許諾を受けたジェネリック医薬品」という意味で、
新薬(先発医薬品)メーカーから許諾を得て製造していて
先発医薬品と比べて開発コストが抑えられているため、安くなるようです。
次回の通院時に、主治医と薬局に「オーソライズド・ジェネリック」を指定できるのか、
訊いてみようと思います🏥
ただ、すべてのジェネリック医薬品に「オーソライズド・ジェネリック」があるとは限りません。
自分が現在服用している薬に「オーソライズド・ジェネリック」があるか、
確認したほうが良さそうですね
コートリルは先発品しかないので良いですね(;´∀`)
コートリルに関しては、単価が安いからジェネリックは作らないと思いますが、
5mg錠剤をぜひ作ってほしい(切望)!
薬剤師さんたちのツイートを見ると、この制度が始まったせいで、
現場は混乱しているみたいです
患者に説明しないといけないし、疑義照会の頻度も増えるだろうから、
患者にとっても、薬剤師さんにとっても厄介な制度だなと思います