今日の放送は花岡の死という衝撃のニュースが…
花岡は、配給のみの食生活を続けたため栄養失調で亡くなったようです。
(来週の予告に、花岡の死について報じる新聞が写っていました)
寅子と再会した時のお弁当も質素…。
大の大人がこれでは体がもたないでしょう…。
一方、寅子は闇米と高級品の卵のお弁当。
この頃に白米&卵焼きとは豪勢。
多分、はるさんと花江ちゃんが
「寅子は一家のために働いているから」と奮発したのでしょう。
花岡のモデルは、山口良忠判事。
終戦後、東京区裁判所の経済事犯専任判事となり、
食糧管理法違反で検挙・起訴された被告人の事案を担当したため、
自らも配給される食糧以外は食べずにいたので、栄養失調になり33歳の若さで亡くなります。
正義感が強くて、真面目過ぎたんですね…
山口判事の話は、朝ドラ「まんぷく」にも出てきたのを覚えています。
他にも、「梅ちゃん先生」・「とと姉ちゃん」にも出てきたようです。
#虎に翼【あの判事?】楽しみの為ネタバレサイトは勿論 史実解説記事も遮断中。それでも花岡さんのモデルらしき判事がチラつきました。#梅ちゃん先生 建造が新聞で読み 真似をし #とと姉ちゃん 鉄郎が話をし(大学教授としたのは記憶違いか)#まんぷく 三田村会長の同級生だった正義感が強すぎる判事。 pic.twitter.com/uENb8yEe1f
— ひぞっこ (@musicapiccolino) June 6, 2024
「とと姉ちゃん」といえば、
山口判事のウィキを見たら、こんな事実があったそうです。
>『暮しの手帖』編集代表であった大橋鎮子は、
>山口の餓死に衝撃を受けたために、自分の家で取れた卵を40~50個集めた上で持参して、
>最高裁判所の当時最高裁長官だった三淵忠彦に手渡した。
>その卵は病気で休んでいた裁判官たちに配られて、裁判官たちの命を救ったという。
三淵忠彦は、のちの寅子に深い関わりがある人物。
とと姉ちゃんとも、面識があったのですね。
今聞いても、ショッキングな話ですが、
当時も世間に相当大きな衝撃を与えたのでしょう…。
山口判事の奥さんやお子さんたちは、その後どうしたのかな…
本当に、戦争さえなければ…と思います(><)
あと、気になったのが、
穂高先生への寅子の態度。
穂高先生は「法の世界で寅子が不幸せになってしまった」と思っていたから、
他の仕事を紹介しようとしました。
それは、穂高先生の思い違いですが、
穂高先生に、この剣幕で言い返すのはいかがなものか…
🐯 #トラつばプレイバック 🪽
— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) June 6, 2024
穂高からの言葉に「…はて?」が募る寅子。
「…先生は、何も分かっていらっしゃらない」
「好きでここにいるんです!それが私なんです!」#朝ドラ #虎に翼#伊藤沙莉 #松山ケンイチ #小林薫https://t.co/2raTnEemPn pic.twitter.com/uvXAX3lMng
穂高先生は恩師ですし、父親の裁判の時には弁護人として力を貸してくれた恩人。
自分の意に反することを言われたからといって、
こんなきつく言い返すのはちょっと。
「私は好きだから、この世界に戻ってきたんですよ」
と穏やかに言えばいいのに。
でも、穂高先生は、そんな寅子の態度に怒ることもなく
「自分に問題があったのかな」と反省しています。
優しい先生ですよね(^^;)
寅子は猪突猛進なところがあるし、言いたいことをワーッという癖があるから、
裁判官になるには、もう少し冷静さが必要かもと思います
でもきっと、これから、様々な経験を経て、そうなっていく姿が描かれるのでしょうね。
来週も見逃せません🐯