今日の放送は花岡の死という衝撃のニュースが…

 

花岡は、配給のみの食生活を続けたため栄養失調で亡くなったようです。

(来週の予告に、花岡の死について報じる新聞が写っていました)

 

寅子と再会した時のお弁当も質素…。

大の大人がこれでは体がもたないでしょう…。

 

 

一方、寅子は闇米と高級品の卵のお弁当。

 

 

この頃に白米&卵焼きとは豪勢。

多分、はるさんと花江ちゃんが

「寅子は一家のために働いているから」と奮発したのでしょう。

 

花岡のモデルは、山口良忠判事。

 

終戦後、東京区裁判所の経済事犯専任判事となり、

食糧管理法違反で検挙・起訴された被告人の事案を担当したため、

自らも配給される食糧以外は食べずにいたので、栄養失調になり33歳の若さで亡くなります。

 

正義感が強くて、真面目過ぎたんですね…

 

山口判事の話は、朝ドラ「まんぷく」にも出てきたのを覚えています。

他にも、「梅ちゃん先生」・「とと姉ちゃん」にも出てきたようです。

 

 

「とと姉ちゃん」といえば、

山口判事のウィキを見たら、こんな事実があったそうです。

 

山口良忠 - Wikipedia

 

>『暮しの手帖』編集代表であった大橋鎮子は、

>山口の餓死に衝撃を受けたために、自分の家で取れた卵を40~50個集めた上で持参して、

>最高裁判所の当時最高裁長官だった三淵忠彦に手渡した。

>その卵は病気で休んでいた裁判官たちに配られて、裁判官たちの命を救ったという。

 

三淵忠彦は、のちの寅子に深い関わりがある人物。

とと姉ちゃんとも、面識があったのですね。

 

今聞いても、ショッキングな話ですが、

当時も世間に相当大きな衝撃を与えたのでしょう…。

 

山口判事の奥さんやお子さんたちは、その後どうしたのかな…

本当に、戦争さえなければ…と思います(><)

 

あと、気になったのが、

穂高先生への寅子の態度。

 

穂高先生は「法の世界で寅子が不幸せになってしまった」と思っていたから、

他の仕事を紹介しようとしました。

 

それは、穂高先生の思い違いですが、

穂高先生に、この剣幕で言い返すのはいかがなものか…

 

 

穂高先生は恩師ですし、父親の裁判の時には弁護人として力を貸してくれた恩人。

自分の意に反することを言われたからといって、

こんなきつく言い返すのはちょっと。

 

「私は好きだから、この世界に戻ってきたんですよ」

と穏やかに言えばいいのに。

 

でも、穂高先生は、そんな寅子の態度に怒ることもなく

「自分に問題があったのかな」と反省しています。

優しい先生ですよね(^^;)

 

寅子は猪突猛進なところがあるし、言いたいことをワーッという癖があるから、

裁判官になるには、もう少し冷静さが必要かもと思いますあせる

 

でもきっと、これから、様々な経験を経て、そうなっていく姿が描かれるのでしょうね。

来週も見逃せません🐯