京都のお医者さんのブログに下垂体性機能低下症について、
興味深い内容が書かれていました。
 


 

東洋医学的には、
「後天的に精根尽きた状態」が「下垂体副腎皮質機能低下症」とのこと。

>副腎皮質ホルモンの投与は外部からの人為的なワンパターンの投与に
>ならざるを得ないし、
>もし精根の種が少しでも残っていた場合に
>外部から投与すればその僅かの種も廃用萎縮で尽きてしまう
>恐れがあります。


という記述を読んで、私はまさにこれかもしれないと思いました。

最初にいきなり多い量のステロイドを処方されたので、
残っていた「精根の種」が「廃用萎縮」してしまったのかも(>_<)

こちらのクリニックでは、
下垂体機能低下症の患者さんを漢方で治療をして、
数年かけて徐々に良くなっていったそうです。

>処方は封髄丹を中心に安心薬・補脾・補陽薬等を主体としました。

治療に使われたという「封髄丹」は初めてききました。
どんな生薬が使われているんだろう…。

私も以前、長年の体調不良を治そうとして、
3年間くらい漢方外来に通っていました。

結構有名な先生の所に通っていたのですが、結局良くならなくて…あせる
(先生は優しくて良い先生だったのですが)

なので、漢方でこの病気を治すのは難しいのかなと思っていました。

前に 「副腎と漢方」 でも書きましたが、
虚弱体質によく使われる「補中益気湯」「六君子湯」も
私には効果なしでした・・・しょぼん

それにしても、
一旦「廃用萎縮」してしまった副腎は、
もう元に戻らないのかな…。

 

合う漢方が見つかれば、

この京都のお医者さんの患者さんのように、

良くなる場合もあるのかな…。

 

私も、合う漢方を見つけたいものです。